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主要登場人物① 角川栄華

角川栄華かどかわえいか夏見栄華なつみえいか

 1st『Ep.-7ガーベラが包むピアニストのまごころ』に登場するピアニスト。三十代。大伯父に暦人御師の角川文吾を持つ。国際モーメント・ピアノ・コンクール受賞で凱旋帰国。セカンドシーズンでは、暦人御師修行中といったところである。音大時代に音楽教室で講師をしていた。その同僚が美瑠である。文吾の無き今、あすかの後を継いで角川家の暦人御師を引き継ぐ。また同時に時の迷い人を受けいれるための旧御師宿であるケーキショップ「モントル」も引き継いだ。サードシーズンでは角川辞典かどかわことのりに御師の役職も店も譲っている。山﨑、夏見、美瑠とともにファーストからサードまで全てのシーズンで活躍する登場人物である。


 普段は独身時代から乗り回すフィアット500(チンクエチェント)を愛車にしているが、希に夫のスズキ・カプチーノも運転する。自身の愛用のピアノは国産だが、スタインウェイが選択肢にある会場では選ぶことも多い。

 基本上品な性格で、言葉遣いも丁寧、優しさもある。女性としては安定した抜群なセンスの持ち主。容姿端麗、品行方正、清楚で清潔なファッションセンスと何一つ非の打ち所は無いが、料理の腕前はまるでだめである。彼女がキッチンに立ったときは、この世のものとは思えない得体の知れないものが鍋やフライパンの中に潜んでいる。その辺りは夫である夏見粟斗が随分上手にカバーしている。ピアノ一筋で生きて来たため、男性への免疫力が乏しく、生まれた雛が最初に見たものを親と思うように、彼女の前に日常定期的に現れていた夏見に恋心を抱く。その恋は大伯母あすかの導きによって成就されることになる。結婚後も演奏活動は旧姓の角川栄華のままで、本名は夏見栄華となる。


 ちなみに彼女のこのネーミングは、僕が若い頃流行っていた角川映画のもじりから来ている。「えいが」から「えいか」である。同様に大伯父と大伯母の名前も文庫(文吾)やアスカといった商品名のもじりだ。

 他のこの回の登場人物も同じく、ネーミングは登坂由衣や岩波文子、旺文詩枝、丸善子など出版関係の会社からのもじりであった。


 セカンドシーズンでは主役。夏見、八雲、乙女、みずほらと物語を牽引している。飯倉御厨御師として浜松町を地元に活躍。夏見と結婚後は横浜に移り、桜ヶ丘御師として、若者たちをサポートしている。サードシーズンの朱藤富久はピアニストとしての栄華の大ファンである。

①東京都港区②関東音楽大学音楽学科ピアノ専攻③お散歩④ピアノ演奏⑤演奏家⑥飯倉御厨御師(2st)・桜ヶ丘御師(3rd)


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