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120 その素肌 そのSexy

2024/9/6(金) PM0:40記 


今週火曜は平日出勤だった。


上半期の振り返りと下半期の目標を発表する面談。


所謂,業績評定というやつだ。


パートでも面談はあり,意見を述べる機会を設けていただいている。


自己評定や多面評価などの方法が定められている訳ではなく,レポートは自由記載が多く雑談形式。


評定結果の正当性を確かめようもない形式なのだが,パートの私はボーナスも何もないので特に問題なし。


社員さんはそれで良いのかと多少疑問に感じるが。


ただ,そろそろパートの域を超えた仕事の量と質が求められそうになってきたので,次の春闘では戦う姿勢だ笑


まぁ組合も何もないのですが。


それは,さておき面談までの空き時間,せっかくならということで秋物を着用してSNS投稿用の撮影を。


モデルだけでなく,たまにキャプションの原稿を頼まれることがある。


はい。

お察しの通り,今回は手抜き記事というお知らせです。


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雑能ざつのう

もうすぐ五節句の最後を飾る重陽(菊)の節句。


改暦で季節感が損なわれ衰退しつつある行事ですが,現実は空気や街並みに少しずつ秋を感じられるようになって参りました。


そんな時期にちょうど良いもの。


『HAVERSACK』の別注ショールカラーシャツです。


一際目を惹く前身頃のフェイス,そして随所に散りばめられた古き良きディテール。


一瞥しただけで享受できるエクステリアは,別の機会にしたためますので,今回はより潜在的な部分と着こなしについての恣意的意見を,極力簡潔に。


前身頃下半分の緩やかな曲線美に設えられた

釦穴は,横一文字。

タックインも想定した作りになっているので,伸縮補助とボタンを外れにくくする目的だと推測します。


続いて,後ろ身頃のスプリットヨーク。

これにより型崩れ軽減や着心地が向上。

昔は,コスト面や工作業効率から本仕様が選択されていた背景もあるそうです。


最後に,ボタンレスの剣ボロと少し長めの袖。

アジャスタブルカフスでキツめに調整すれば

手首で止まる。

ブラウジングした袖から覗くノンシャラン。


上記から導かれる結論。

雑に着ても格好良い。


むしろ,雑に着ているように見せる能力が

試されているような。


略して雑能。


HAVERSACK = 雑嚢ざつのう


普段着としての洋服が持つ道具という側面を忘れないでください。


そんな声が聞こえた気がして,タイムレスに愛せる道具たちでスタイリングしてみました。


重陽の節句と違って,色褪せることのない一着。


秋の準備,ワードローブに加えられては如何でしょうか。

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なんてことない,しかもこじつけも良いところの文章です笑


でも,時間がかかるんです。

自分の生の声を反映する文は。

私の要領が悪いだけということもありますが。


個人アカウントなら,自分が好きな物を好きなように書くので,割と筆の進みは早い。


no+eもそうです。

自慰的な発散の場として利用している部分があります。


ただ,お店の投稿となると,私の場合は特に普段自分が着ない物を紹介することが多いわけです。


加えて,個人のアカウントより遥かに閲覧数が多いので適当なことは書けない。


これが非常に勉強になります。


ぼんやりとした文章の着地点からスタイリングを決める時もあれば,着用アイテムから連想されるワードをチョイスする時もある。


これが普段のコーディネーションに活きてくることも,ままあります。


食わず嫌いならぬ,纏わぬ嫌いはダメだと分かっていても,財力がないと噛み締めるほど味わえません。


自身のテリトリー外にある物に触れることで気付かされることが沢山あるので,洋服屋にいる利点の1つです。


お客様は中々,じっくり堪能する時間が取れないと思いますが,可能な限り試着(味見)していただければ幸いです。


服はやっぱり着ないと分かりませんから。



以上,もっと領域展開できますように。

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