030 集中力のない7歳児と37歳児
2024/6/9(日) PM6:35記
6月7日(金)の午後,息子の学習参観だった。
地域によるのかもしれないが,私の時は授業参観という言い方をしていて,確か年に一度くらいの頻度だった気がする。
今は共働きのご家庭も増えたことに対する配慮なのか年に複数回の開催。
保護者の装いも非常にカジュアルで,自身の幼少期とは色々な面で様変わりしている。
などと懐かしみながら息子の様子を拝見。
国語の授業で漢字を勉強していた。
皆が一生懸命プリントに取り組んでいる中,彼は何かを懸命に探している。
消しゴムか?
いや,違うようだ。
デスクケースを入れたり出したり。
連絡袋を開けたり閉めたり。
デスクケースって懐かしいな。
どこの学校にもあるんだろうか。
そんなどうでも良いことを考えながら思う。
何をしとんねん!笑
集中せい!笑
言ってやりたかったが授業中だ。
引き続き黙って観察。
どうやら鉛筆を探しているらしい。
一本足りないようだ。
後でええがな!笑
集中せぇよ!笑
全く緊急性を要しない,優先度の低い捜索を眉を八の字にして実施している。
5本揃っていないと不安なようだ。
彼にとっては最重要事項なのだろう。
保護者が近くに行って子供と軽く会話できる時間もあったので,こう告げる。
「鉛筆は4本あるから無くした1本は後で探せば良いよ。とりあえず先生のお話を聞くことが優先だよ」
その場を離れ,見守る。
まだ探している……。
こいつめ……笑
まぁ子供ってそういう所ありますよね笑
学習参観が終われば保護者はPTA総会,学年懇談会と盛り沢山。
集中力が切れかけていた私は帰ったら何を食べるか考えながら聞いていた。
体育館の壁に掲示された校歌の歌詞を黙読しながら聞いていた。
子供が見ていたらこう言うに違いない。
「集中したら?」
以上,次回は全集中できますように。