表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
109/112

218 【二首】短歌,詠んでみた。

2024/12/24(火) PM12:16記 


昨日は,娘の歯科検診だった。


保育園での検診日は,手足口病で休んでいたため受診できず。


よって,園推奨の歯科医院に連れて行った次第です。


大人も子供も嫌いな歯医者。


診療室から聞こえる阿鼻叫喚。


待合室のキッズコーナーで「賭博覇王伝」開始の順番待ち。


不穏な空気を察しているマイスイート。


先生がギャン鬼に見えたのだろうか。


予想的中のギャン泣き。



疲労困憊でキッズコーナーに舞い戻ると,新たに順番待ちをしている別の親子が。


あなた方の賭博覇王伝が,平穏無事に完結しますように。


そうお祈りしていた。


彼らも,これから待ち受けるエリザベス・ジュンコの仕打ちから目を背けるように,キッズコーナーの玩具で現実逃避している様子だ。


お父さんが子供の不安を拭うかのように,パンチングボードの壁に玩具の歯車を埋め込む作業に没頭している。


その様子を観察していて一節思いついたので,披露します。


検診を キッズコーナーで 待つ二人

迫る恐怖を 玩具でくるくると



本来であれば,長々と前置きを説明せずとも情景が浮かぶものを短歌というのでしょう。


まぁでも31音前後で要約する努力を続ければ,何かが変わると信じて。



以上,実りある新年になりますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ