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7話:代償

兄弟の結婚式があり更新遅れました。

今後は土日をメインに思いついたら即更新します!!!!

こんにちは。俺はパーティーが苦手だ。ただのぐだぐだした飲み会か小洒落たバーで紳士気分を味わうくらいの自由性が心地よいと思ってる。現在進行形で。



◇◇◇



俺ことカズヤは領主が領地や領主城と心中覚悟で残っていたがために金剛蟻(ダイヤモンドアント)から救った瞬間を目撃され、領地である「カタザキ領」の救世主としてパーティーに参加していた。なぜか「18歳」に若返った姿で。


遡ること4時間………俺は金剛蟻の群れを『精霊連結圧縮魔力砲(リンク・ハイブレイブ)』で溶解した。エルはなんか考え込んでいたが、俺は疲れから眠ってしまった。


「………ってば。……ヤってば!…起きな……!カズヤ!起きなさいよ!」

そんなエルの大声で目を覚ました。

「うぉ!?なんだよエル。気持ちよく寝てたのに……って、すまん。真面目な話なんだな。そんな睨むな。」

「まったく。さっきのカズヤはどこ行ったのよ。で、あと5分程度で兵士が来るからそのつもりでいること。あと………自分の顔を見ても驚かないことを約束しなさい。」

「はぁ?なんだよ。()()()()って。皺だらけの爺さんにでもなったのか?」

「そっちの方が何倍マシか考えたいわ……」


エルの言葉は気になったが兵士が真っ直ぐこっちに来るならここにいる俺の存在はバレバレなんだろう。でも、上級魔物の群れを溶解させたってこの世界の価値観でどのくらいの偉業なんだろ?


(あ、騎馬兵が来たよ………ぞろぞろと。)


「貴様が金剛蟻の群れを屠ったと耄碌閣下が言っていた者か。」

(うわっ、こいつ城主を耄碌って………)


そのまま円陣系で俺を取り囲んだまま騎馬兵隊員たちはニヤニヤ笑っている。


(うーん。完全に城主が耄碌してるから見間違えたんだろうって思ってるな〜。こりゃ〜。)

(カズヤ!ここはガツンとやっちゃいなさいよ!)

(エルさんや。それがどんなに簡単な方法でもデメリットを考えなさい?)


そんな感じに小声でエルと話していて冷静な俺にイラついたのか兵士が1人激昂した。

「なにをわけのわからん言葉を話している!さては悪魔主義者だな!今なら自白すれば牢屋暮らしで済むぞ!」

「ああ、すんません。()()()()()()()()()()


それを聞いた騎馬兵隊の兵士たちに困惑と焦りの表情が出た。

(しめた!これを上手く使わせてもらおう)


「いやー、残念ですよ。片田舎から出稼ぎに来てみれば兵隊さんが領主様を『耄碌』と言うし、俺を『悪魔主義』とか濡れ衣着せた上で『脅迫』するし、挙句『強姦魔』とは………これは他の領地に奉公に出ていくしかないですね〜。くわばらくわばら」

「ま、待て!お、お前の要求はなんだ!?」


(掛かった!)


「それはもちろん領主様との謁見でございます。()()()()での」

「二人きりで……だと……」

「えぇ、もちろん貴方達の素行不良や謀反計画を告げようとは思っておりません。今回の金剛蟻の群れを討伐した報酬の交渉ですよ」


(ここではい、そうですかとはならないだろう。ただ、その時はさらに()()()()だけだ)


「貴様の要求を快諾は出来ん。よって、この場で処刑するぞ!小僧!」


(………小僧?)



◇◇◇



さぁ、どうするの?支払った代償の大きさに対するカズヤ…貴方の心は

予定通りに進まなかったので次回持ち越しになります!

明日の日中頑張るぞー!

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