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プロローグ

ハイ皆さん。はじめましての方ははじめまして。そうでない方はいないからはじめまして。


 

皆さんは一度でも「二次元の世界に行きたい」と思ったことがあるだろうか。


 まあ、あるわな。そりゃありますよ。

 

幼馴染の女の子の同級生と学校行ったり、ラッキースケベしたり、

イケメンでコミュ力高いのに非リアの自分に惚れられたり、

ゲームの世界に入ってチーター並の強さで妖精王からヒロインを助けたり、

奉仕部に入らされ毒舌でぼっちの美女とギャルのピンクの髪の可愛い子と青春ラブコメを間違えたりしたいと何度願っただろうか。


 しかしながら神というものは残酷で願い続けていれば叶うなんて言葉は通用しない。

仮に願い続けて叶うのであれば恐らく日本中、最悪この画面を見ている人は、動物みたいな妖精と契約して魔法少女にでもなっているだろう。


 もし私は夜星を眺めていたら流れ星が落ちてきて、落ちたところに向かったら流れで魔法少女になったことがある人がいるなら今までの話は聞かなかったことにしてブラウザバックしてほしい。


 

 さてさて、いきなり何でこんなことを語っているのかと言いますと今、何かの間違いで二次元にいちゃってるんすよ。












  確かに見知らぬ天井だった。自分が今までにこの世の天井という天井を見ていたとしてもおそらくこの天井は見たことがなかったであろう。


「......?」


 目が覚めると部屋のベットの上にいた。部屋と言ってもよくアニメの主人公が住んでいるような何の変哲もない部屋。

 いや、むしろ......。


 恐らく今は朝なのだろう。カーテンの隙間から綺麗に光の線が見える。


「......??」


 起き上がってみる。体自体に違和感は無いが、自分の体をしっかり動かせることに違和感がある。

ゆっくりとカーテンに向かう。何となく、外が見たくなった。


 布団から出るとまだ多少寒さを感じる。感覚はしっかりあるのか。


 絨毯の毛の触感を足に感じる。それさえ不思議に思ってしまう。

 

ベットからカーテンまでおそらく五歩もあれば届くだろうがその時はもっと長い道のりに感じた。まるで真っ暗で何も見えない暗闇の中おそるおそる歩くように。


「......???」


 カーテンの前に立つ。


 そっとカーテンに手を伸ばす。


 カーテンの感触が手を伝う。


 ぎゅっと握りしめる。


 一度深呼吸。


 ふう。


 よし。


 勢いよくカーテンを開ける。


......


......


......


 窓の外は住宅街だったが少し右側の奥を見ると綺麗な桜並木の上り坂がある。

 大した風も吹いていないように見えるがちょうどいい桜吹雪とその中をせっせとランニングするおっちゃん。

 さらに周りも見る。

 左の奥には公園がある。

 目の前には普通の一軒家があったが、決して伏線ではないだろうが何かものすごく関わりたくないけどそうはいかない雰囲気を醸し出している。


 さて、以上をふまえて感想を言おう。


  

 


「作画綺麗だな」











 

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