第四章登場人物紹介
第四章登場人物紹介
セリフがあるか、今後登場する予定があるもののみ。
【人名】
▼彼女
同じ高校の下級生(1年生)。自分から告白して付き合ったが、またも自分で終わりを告げた。彼氏彼女の関係になると浮かれた雰囲気ばかりで心が離れた。
主人公は、ちょっとトラウマ。
▼両親
元の世界での父母。主人公は、中堅商社に勤めるサラリーマンとパート主婦の一人息子で、可もなく不可もなくだった。
▼ヒラノ
主人公の友人。格闘ゲームとイタズラが好き?。
進学校で、オタク趣味を全開にできる相手。
▼エレーヌ
近在の農家の娘。ジークムント・ヴァンディーンスの葬式に臨時メイドとして雇われ、子供の面倒を見ていた。巨乳。二人の妹がいる。
ランナーの問題での大岡裁きにも感謝していて、後に息子を産んだ模様。
弟分的存在だったのを、からかい半分だが義理の弟にしようとしていた。
▼セレーナ
エレーヌの妹、カリーナの姉。
5年生~中等部。飛び蹴り技が得意な正義の人。
学校内に秩序をもたらした事で密かな恋心を持つ。
▼カリーナ
セレーナとエレーヌの妹。主人公と同級生で、教室では隣席。学校のアイドルである美少女。
凄いけど怖い人との印象で、恋した姉が不思議。
▼ジークムント・ヴァンディーンス
遠征先で戦死(享年57歳)。騎士爵から、死後追贈され男爵へ。領地での葬式当日に主人公が孫(実際には息子)の肉体へと心が転移。
50歳を越えていながら、20代の女性を口説いて子供を作った剛の人。
出生の秘密を持たせてしまった事で負い目があり、厳しい中にも溢れる愛情を示した。
▼アルフレート・ヴァンディーンス
ジークムントの息子、法定相続人~男爵中佐。妻はエヴァンジェリン。3人の息子(実際には、2人と弟1人)あり。
エキセントリックな主人公に振り回されて心労が続くが、家族としての愛情に不足はない。
▼エヴァンジェリン・ヴァンディーンス
アルフレートの妻。主人公の母(実際には義姉)。死産だった娘の代わりに、義弟である主人公を育てた。
スタンスを計りかねたが、やっぱり愛情が勝った。
▼マンフレート・ヴァンディーンス
長兄、13歳年上。陸軍士官学校在籍中~部隊配置。
近在の伯爵家の令嬢ゾフィーに懸想中だが、今一歩踏み出せていない。後に結婚、二人の息子をもうける。
自分よりも優れている弟が、ゾフィーを奪うのではないかと危機感を抱いている。
プレゼントのセンスがない。
▼テオドール・ヴァンディーンス
次兄、9歳年上。水軍士官学校在籍中~部隊配置。
出世と対抗心のために、飛行艦の開発に没頭する。ダメ元でした質問に、斬新で的確で進歩的過ぎたアイデアが返ってきたのがチョット怖い。
でも弟だった立場から、兄になれて嬉しく可愛がっている。
▼老侍女
母親の実家から付き従ってきた。老齢を理由に引退し息子の下へ。
▼コントラート・ヴァンアドラー
複数の伯爵位を所持する大貴族(大伯爵)。陸軍大佐。祖父にとって年齢差を超えた友人で、四十半ば。
祖父が戦死した戦いで生き残ったことに負い目を感じ、また主人公の出生に関わっていることから、猫可愛がりしている。6歳の誕生祝いにヘリコプター並みの価値がある魔道車を贈った。
▼家庭教師
古参騎士団員の親類。30代後半。
主人公を鞭打ちで押さえ込こもうとして、逆に動けなくなるまで打たれた。
意趣返しを図るも、親類ごと父親に抑え込まれた。
▼メリッサ・ケートマン(旧姓クルック)
初等部の教師、主人公の担任。学校のマドンナ。父親譲りのツリ目、豊満な身体を持つ既婚者。中等部教師の夫有り。
急な陣痛からの出産を主人公により救われた。
教える事があることにホッとしている。
▼カローラ・ケートマン
メリッサの娘で、主人公の名前に肖って名付けられた。
今後、会う度に「パパですよ~」と言われるようになる。
▼クルック
経理官。メリッサの父親。
君(カール様)の為なら死ねる。いや、マジで。
▼アンナ
お家騒動で追われたレーネンラントから、娘と共に故郷のアーネスト公王国へ向かう途中で救われる。後にエヴァンジェリンの侍女となる。
主人公が、恋人でアンブローシアの父親と同じ異世界出身だと気付いているが明かす気はない。
ワンチャンの可能性を探っている。
▼アンブローシア
アンナの娘。
主人公の気紛れから妹扱いされ、依存気味の恋心を抱く。
子供ができれば、結婚できると勘違いしている。
▼ハンス・シュミット
護衛兼従士団の格闘技教官(従士頭)、妻は料理番のマーサ。犯罪組織の一員として『断頭台』ヴェルナーとの過去有り。
ハンス・ランナーが行方不明になって、娘が子連れで出戻ってこないかな~と考える毎日。
▼マルティナ・シュミット
ハンスとマーサの娘。エルフ指と呼ばれる多指症が原因で差別を受ける。
主人公の采配でガラス工房の事務員に転職。ランナーとの間に子供をもうける。
カール様が相手にしてくれなくて寂しかったから、つい。
▼エイセル
ヴァンアドラー伯爵の従士。六歳祝いの品を配達に来た。
登場時の一年後には、父親になる。
▼ドーレス大博士
短い赤毛に白いモノが混じっていて、苺おじさんと呼ばれるクライスの師匠。金位の地樹魔導師。魔導機関の高効率化についての大家。でも、学会や大学上層部とは折り合いが悪い。
六歳祝いの品のオリジナル魔導車を組み立てたり、領地の発展に寄与した。
▼アルブレヒト・クライス
丸眼鏡を掛け、似合っていない口髭を生やした青年。
主人公の秘密を知って、ガラス工房の研究員からジョブチェンジ。工房の経営幹部かつ、示唆を受けて光輝ガラスを始めとした様々な品の発明者として知られるようになる。
▼ディーター
学校の上級生、木工所の息子。不良な兄(クルト、中等部3年生)に感化されて子分を率い、主人公を囲もうとして手痛い反撃を食らった。
知力が必要だと感じ、勉学に励んで後に実家を繁盛させる。
▼エルザ
風雷の魔導師である中年女性の聖殿副院長。
主人公は蒼位以上に進めなかったが、腐らせずに精進させた功労者。
▼ニコ
聖殿の修行者。二十台前半の男性で、水氷の魔導師。フーゴという伸び悩んでいる同系統の同僚がいる。
旅に疲れたアンナが頼ろうとしたのを規則をたてに拒否した。
▼デリア
修行者のうちで最年少、風雷系の少女魔導師。主人公と共に鍛錬した。水色の瞳と幾分濃い髪色。
魔導師ではなく、孤児院の保育者になろうか考え中。
▼3人の医者
数代に渡って領主の主治医を勤める外科医のジーメンス先生、祖父が連れてきた元軍医の内科医(時限式アル中)、ミヒャエル達の父親の眼科医。
▼スターマー夫妻
夫が風雷、妻が地樹の魔導師(金位)で、精緻だが高価なガラス工房を営んでいた。
主人公の異世界知識&内政チートで割を食った人達。
▼リーバー
親族でもある老従士。露店風呂整備中のお目付け役。主人公の養子先候補だった。
主人公の水難よりも、女難を心配中。
▼ハンス・ランナー
父親は従士頭という副長職で、親子2代で従士。
エレーヌ、マルティナ、マルガの夫。
3人同時に妊娠させたヴァンディーンス領の種馬。責任を取らせるために地元連隊の士官養成過程に進む。
俺の女と子供だぞっ!、「本当のパパですよ~」なんて言うんじゃねえ。
▼マルガ
領都にある雑貨屋の娘。ランナーの妻の一人。
セレーナの機嫌を悪くした胸の小さな女性。
カール様って、男もいけるのねえ。腐腐腐・・・な貴腐人。
▼アーレ炭坑
主要な石炭鉱山は東部の内海沿いにあり業績が傾いていたが、ドラ息子がマルティナに無礼を働いたからと止めを刺され、倒産の憂き目にあう。
後に、本人も主人公により直接的な痛い目を見た。
▼エレオノーラ・ヴァンハルト
トーリ公王国との戦争で、自慢の魔導推進艦を取り上げられて、三本マストの公爵家専用ヨットを使って補給物資の搬送と負傷兵の後送に祖父の下を訪れた。
ヴァンハルト公爵家の娘で、主人公の曾祖母が彼女の大叔母と姉妹。
保養地で主人公と出会うも、説教で終わる。
この子は、良い海賊になりそうじゃないか。
▼エレオノーラの兄
甲冑の如き筋肉を持った、心優しき大男。強面の雰囲気は、妹の入れ知恵で作った見せかけだけ。
公爵位は、まだ継いでいない時期。
なにこの男の子、怖い。
▼フォッカー大尉
祖父とヴァンアドラーの部隊の連絡係で、実戦慣れしていない若手士官だったが、頼れる野戦士官へ。
▼ゴルツ少佐
子供の背丈と見た目の魔導士官。金位の風雷魔導師。
空を飛んで熱気球を曳き、祖父の部隊を救出にきた。
▼リーゼロッテ
祖父ジークムント(実父)の年齢の離れた恋人。
主人公の実母だが、出産後に姿を消す。
▼ゲルダ・フィール
美人の元巡察隊軍曹(窃盗事件担当の新人下級刑事)。エヴァンジェリンの護衛従士。
20才になったばかりで長身でスレンダー。
ドーミー山の麓のアーオウ出身。祖母、母、姉、弟の他、結婚願望の強い妹、真空断熱式の冷蔵庫を提案した山師な困った父親有り。
主人公の援助を受け、法学系大学に進学し、人身売買の被害者等を救済する機関を設立し活動する。
▼漆黒の地樹魔道師
ドーミー山の雪崩対策施設を作った怪しさ満載の人。
ゲルダの父親の名前の由来元(未登場)。
『黒衣の軍師』とも呼ばれる?。
▼リッケルト
ノルダーシュのメッゲンドルファーという犯罪組織の金庫番。
ゲルダを狙って画策した父親への借金取立てが元で破滅する。
アカジマリスのコートを主人公に献上した。
▼カルナップ警部
厄介な立場にあったゲルダを、ヴァンディーンス家の従士に斡旋した。
メッゲンドルファーと敵対する組織の一員でもある。
▼ソップ
カルナップ警部の同僚で、リッケルトの使い走りだった。
非番の間に権力の源が消失し逃亡。それまでのコネと手管で田舎観光地を牛耳るが、何故か不幸な目にあう将来が待っている。
▼ベルツ
ヴァンディーンス家の従士30人程と組織をまとめる従士長。
名前だけで未登場。
▼ミヒャエル・クラナッハ
家出した母親と、眼科医である父親に反発している。
病弱な2歳年下の弟から矛先を逸らす為に始めた女装にはまった美少年。
飛び級での大学進学が可能となるぐらいに優秀で、後に産科医をめざす。
▼ベッカー
ヴァンアングレン伯爵配下の猟師。密猟者と勘違いした主人公を殴打し、関係悪化を危惧した伯爵により1000キロ離れた帝国南部の狩猟官に体よく左遷。ただ準備金で幼馴染と結婚できたので恨みは少ない。
レーネンラントとの戦争で再会するも、主人公は気付かなかった。
▼ゾフィー・ヴァンアングレン
ヴァンアングレン伯爵の娘。エヴァンジェリンに似た容姿。
後にマンフレートと結婚、二人の息子をもうける。
▼オリヴァー・ヴァンアングレン
皇帝家猟場長官であるヴァンアングレン伯爵の息子。ゾフィーの兄。
主人公の11歳祝いに拳銃を送った。
▼ブルメスターー
魔導機関の研究者。
テオドールが珍しく嫌っている。
▼四阿の奥様
保養地で出会った謎の貴婦人。両親とは知り合いらしい。
ヴァネッサという名の娘を抱いていた。
▼ロイス
貴婦人の護衛。ミスリル製腕輪を持った魔道師。
マックスという名の息子がいる。
▼ロヴロ
保養地のクロートで貸し竿屋の下働きをしていて、アーレ炭坑のドラ息子に負わされた怪我を主人公に癒される。
迷惑料として受け取った貴金属やお金を元手に、DVな父親から逃げ出して、その後いろいろ。
▼ピーク
主人公付きの新たな従士。もちろん、監視役。
▼ヴァンメスナー卿
騎士団に属する無地騎士爵。経理関係での関わりから主人公の優秀さを知り、長子で跡取り娘の婿へと考えた。
▼ベルタ・ヴァンメスナー
4歳年下の弟は主人公と同い年で、魔力判定の場で鼻で笑った子供。
コンプレックスを感じて反発していたが後に師事し、精鋭部隊の副連隊長にまで出世する。
▼クラリッサ(偽名)
夫のDVに苦しみ、売春宿に売られたが、ゲルダ率いる『家族社会福祉相談所』に救われる。
アリーナ等の新たな偽名を使い、南の温暖な地域で再出発を考える。
▼アンナの恋人
アンブローシアの父親。
レーネンラント共和国評議会議員の息子。
主人公と同じく異世界出身の精神を持ち、笛吹きケトル等を開発・販売して富を築くが、兄の謀略で戦地へ赴かざるをえなくなり、ジークムントにより戦死。
▼ベロウ
ドーミー山付近を治める郷長。領地役場の元役人。
【地名】
▼ヴァンディーンス男爵領
ティルダーム帝国の北東部に存在する雷槍騎士団領内の西端。
領地北側の山脈沿いを短辺として南側へと伸びる二等辺三角形に似て、山地に押されるように複数のクビレを持ち、領地の中央を川が流れて段丘状に平地を作っていて、最長部が東西10km、南北15kmもありながら面積的には100平方kmを超える程度。
200年以上の歴史を持つ。
高級建築用木材とガラス製品が主な収入源。転移時は没落気味だったが、透明度が高く大判な板ガラスを生産するようになって隆盛が始まった。
領内人口8千人強、領都には約3千人が暮らしている。
▼ノルダーシュ
北東部の中心都市。魔道列車の駅がある。
二つの犯罪組織が仁義無き抗争中。
▼ボーデン帝国
内海を挟んで東に存在するティルダーム帝国の旧宗主国にして現在の同盟国。
古くは、北西亜大陸から南は四葉大陸の一部まで、西は外海に存在する諸島国家まで支配していた超大国。
▼トーリ公王国
大陸北部の雄である七公王国連合のうちのひとつ。
ボーデン帝国との間に国境を廻る戦争が起き、要塞港付近での戦闘で祖父を始めとして多くが戦死した。
▼ドーミー山
ヴァンディーンス領北部の西端となる位置関係で、領境となる大山。
麓にはアーオウ、アッカ、キーレイ、グンジョーの集落がある。
伝説の魔道師に作られた雪崩対策用の防護柵と雪除溝がある。
▼サーキ村
領地西側にある。
逆子の双子は無事に生まれた模様。
▼クロート
帝国南部にあって古くからの避寒の保養地。
熱気球での遊覧飛行が楽しめる。
▼ブロカット湾の戦い
船が陸地を飛び越えたとの伝承がある古戦。
【品名】
▼アラビア数字
異世界でも同様に使われていて、主人公が帰還への心のヨスガにした。
▼カレンダー
1年が11ヶ月、1ヶ月の33日を上中下の三分割した旬があり、さらに11日を6日と5日の前後に分ける。
古代の覇王による故事が元になっているらしい。
▼魔導車
異世界を実感できた品。クラシックカーの見掛けで、宙に浮いて走る。
▼ブランコ
主人公の高校近くの公園と、ヴァンディーンス家の館前にある異世界転移装置。
▼動物
馬等は6本足、鳥は4枚羽に2本足。昆虫も六本足で、蜘蛛や多足類もいて、水辺の生き物にはカニやエビ、タコやイカもいて足も見慣れた数。
▼6歳&11歳の誕生祝い
無事に育ったことを祝う七五三のような儀式。
魔力測定を行って魔道師の素養を確かめたりもする。
▼魔道師
主人公のように炎を出現できるような者のは1万人に1人。
地樹、水氷、火炎、風雷の四要素があり、下から、一定以上の魔力を持つ人間は白位(ここで100人に1人)、蒼位、朱位(さらに100人に1人)、銀位、金位、竜位(規模や継続時間によって違い、さらに100人に1人)、星位(名誉職)と七段階の位階がある。銀位以上で一人前。
▼聖殿
領地の聖殿は、水氷系の男性老人魔道師が院長。
魔道師の育成、孤児院をはじめとした地域福祉、魔力治療での医療奉仕活動、無料で食事や教育などを施している。啓蒙のためにアルファベットと数字が建物の壁に刻まれている。
▼領都にある学校
館から1リーグ(約4km)離れた領都にある。学習期間は、初等部が5年、中等部が3年。4月1日始まり。
▼露天風呂
館裏の温泉を利用し、主人公により再生された。2000年以上前に魔法で作られた可能性有り?。
20m×10mの規模で、クラスメイト達も手伝い、完成時には全員で着衣水泳の授業も行われた。
▼枝垂角鹿、鎧熊、森林狼
主人公に狩られる運命の異世界生物の獲物達。
▼四つ角山羊
大食漢で悪食。ヴァンアドラー伯爵家の盾紋章なのは、コントラートの女性の趣味が悪いのを揶揄する意味で祖父が変更させた。
▼花喰い鳥
祝いの席で出される山鳥。美味。
▼尾長竜鳥
尾翼が地元連隊のシンボルとなる帽子飾りに使われる。四翼の始祖鳥ぽい。
▼最弱者の宿
古来から、その場で最も弱き者が使用できるとする無料の宿。
領内のものは廃屋同然だった。
▼袋狐
有袋類で、親子の情の代名詞。
▼アカジマリス
スカンクのような臭腺を持つが、毛皮は高価。
▼ヒゲナガ穴熊
背を伸ばして周囲を伺う習性有り。
▼紫革の手帳、赤革の手帳
リッケルトが持っていた暗号化された裏帳簿。
▼花蜜プリン
アンナの得意菓子。
▼ミスリルの指輪
華奢とも言える程の複雑な透かし彫りが施された銀色に光る一対の指輪。魔導の力をフォローアップ可能。
ヴァンディーンス家に代々伝わり、身分証代わりになるほどには希少。
▼魔導機関と帆装を併用した船
3日で帝国南北間(1000キロ)を航行できるほどで、とっても速い。
▼カタログ
分厚い凶器。
領内産のガラス製品も掲載されていて、馬鹿にできない販路。
▼熱気球
涙滴型の気嚢を持つクロートの観光資源。
魔道飛行艦の御先祖様。
▼若芽酒
内海艦隊名物の青みがかった薄緑色の酒。あくまで、色が命名の元。
▼ハダカツツ貝
謎。
▼牙魚
内海に多く棲み、釣り易い魚種で、飴細工の題材。
▼内海真珠
内海の特産品。とっても高価。
ゾフィーへの贈り物となった。
▼祈願のリボン
女性と旅人を守護する三面六臂の薬師像へ、旅立つ者の無事を願って織り、腕に巻く。
無事到着したら、返礼の品を用意しなければならない。
▼家族社会福祉相談所
ゲルダ・フィールが弱者救済のために、帝都の法学系学生達と共に立ち上げたNGO。カケコミデーラとの異名あり。
赤い表紙の法律書を手にし、条文を唱える姿が不気味がられ手いる。
▼空母<ユミル>
空挺母艦。同型艦4隻で艦隊を組み、いずこかへ出撃。
中隊――4両の魔導車を擁する砲戦車と装甲歩兵輸送車の小隊が2個ずつに、中隊本部の指揮輸送車2両――の18両と、200人ほどの隊員、2人乗りスクーターを駆る偵察・伝令員、約40人の本部隊員を搭載。
▼<マーナガルム>月喰狼型空挺砲戦車
5人乗り。
▼<グラニ>灰神馬型空挺装甲歩兵輸送車
3人の操縦員と12人の歩兵が搭乗可能。
【大まかな時間経過】
▼6歳
初夏:祖父の戦死、葬式。露天風呂整備、内政チート開始。
初等学校登校、聖殿での訓練開始。
スクーター完成、光輝ガラス販売開始。
▼8歳
夏:アンナ(25歳)とアンブローシア(4歳)の母娘に出会う。
冬:ドーミー山で大雪崩~ノルダーシュでの宝探し。
▼9歳
春:幼年学校受験に向けたアンナによる個人授業が開始。
夏:ランナーによる3人同時妊娠騒動。
秋:メリッサ出産。
晩冬:エレーヌ達の出産。
▼10歳
クライスに異世界出身だと打ち明け、ステンレス開発を進める。
▼11歳
初秋:密猟者と間違われる。内海沿岸にある保養地へ家族旅行。
翌年3月:帝国陸軍幼年学校での入学試験。合格により、帝都に旅立つ。