第三章登場人物紹介
第三章登場人物紹介
セリフがあるか、今後登場する予定があるもののみ。
【人名】
▼エヴァンジェリン・ヴァンディーンス
主人公の母親。
<壺割り>の二つ名を持つ。気に入らない相手に投げつけて、相手の額と共に割っていたらしい。
焦げ茶色をした髪、大振りの胸を持つ。
▼テオドール・ヴァンディーンス
主人公の次兄。水軍少佐。飛行艦<ロスヴァイセ>の副艦長。
熊に似た人擬き。
▼マンフレート・ヴァンディーンス
主人公の長兄。陸軍中佐、騎士団総長、企業体総帥。
酷薄さが目立つ外見だが、家族思い。
▼ゾフィー・ヴァンディーンス
長兄の妻で、主人公の義姉。
近在の伯爵家から輿入れしてきた。
義母に良く似た容姿。
▼ユリウス&ゲオルグ・ヴァンディーンス
長兄の息子達。
主人公に嘘常識を教え込まれる被害者。でも、叔父さんを英雄視している。
▼アンブローシア・ヴァンカイテル
主人公の養子のような義妹。ゾフィー義姉の侍女頭を務める。
二人目の子供を妊娠中。
アンナの娘、アンジェリカの母。
ラウラより育った胸、レーナよりも細い腰、サラよりも滑らかな脚線美を持つ美女。
▼アンジェリカ・ヴァンカイテル
アンブローシアとハインツの娘。
ゆるふわ金髪の美少女。3歳。
▼アンナ
アンブローシアの母。かなりの美女。
母の元侍女頭。代が変わっても侍女として仕えている。
▼ハインツ・ヴァンカイテル
伯爵家の従士、アンブローシアの夫。アンジェリカの父。
良家の出身。
▼ハンス・シュミット
元ヴァンゾーン家の従士団格闘技教官であり、父の護衛員でもあった。現在は旧領主公館の寮監。
▼マーサ・シュミット
シュミットの妻。寮母。
▼シュミットの孫娘
母譲りの指使いで月琴の名手。
▼ミヒャエル・ハルダー
ヴァンディーンス伯爵領民。主人公の幼なじみ。
ミカエラと呼ばれたがる、ゴツイ系のオネエキャラ。眉目秀麗な産科医。
▼シュテファン・ハルダー
ミヒャエルの弟。
▼アルブレヒト・クライス
細長い眼鏡と口髭がトレードマークの50歳手前の男。
大博士。片付けが苦手。
研究所長の肩書きだが、企業体の経営にもかかわる大幹部。
主人公が、異世界出身だと知る唯一の人物。
▼研究部門、実験作業場の人達
仕事をもっとくれ~、困難なほど燃え上がる~、なワーカーホリック達。
▼ロヴロ・フェーヴェル
ラウラの兄で、名前が付いた。
DVな父親と元教師の母親がいた。フェーヴェルは母親の姓。
サンドラとメラニーとハンナと、その他諸々の恋人がいる。
痩せとデブの二人組を手下にしている。アラホ○サッサーと言うかは不明。
過去にクローゼと繋がりがあって、新たな仕事を立ち上げた。
▼ロベルト・ハック
ヤーン商会の手代。
主人公と魔導車に関わるようになって出世。
▼ルーカス・ホフマン
主人公の士官学校時代の寮で同室で同期生。
帝国紋章院の上級調査官で、第一皇女の部下。
見かけと態度が怪しい。
▼マクシミリアン・ロイス
主人公の士官学校時代の寮で同室で同期生。
風雷系魔導師。得意技は、上目遣いの笑顔で相手をキュン死にさせること。
銀髪の巻き毛、少女のような顔立ち、小柄、男の娘キャラ。
魔導兵団の中で金位、中尉。機動巡察隊の特警班に出向して警部補。
ショタブラコンな四姉妹がいる。
▼パウル2世
6400万国民の父と言いながら、末娘第一。
3人の妻と4人の子供がいる。
▼セリーナ・ヴァンゾーン
第一皇女。子持ち(娘)の三十路出戻り。
スパイマスターの上席紋章管理官。
▼異訪人
異界から訪れる客人という意味で、過去に色々とやらかしているらしい。
▼ホフマンの部下
体格が良く、見た目での区別ができない。当初の3人以外にも多くいる。
アイスナーと名乗った人物は、苦労と心労が重なった。
▼ヴァンボール大将
南西軍管区司令官。対レーネンラント共和国タカ派。
▼ヴァンブーフ卿
外交庁所属。
▼エミリー・カウフマン
写真館の看板娘。
30代中盤の肉感的な母親、老齢で地樹系魔導師の父親がいる。
▼<赤蛇>のソップ
ソップ一家の親玉。
赤地に黄色の波ストライプのスーツが制服。
ラウラいわく、田舎町の三流組織。
粋がった部下の一言で、組織ごと壊滅。
▼上級警部
機動巡察隊の特殊警備班指揮官。
実は、騒動の一番の被害者かも。
▼ヴァンハルト公爵家
海賊公爵と呼ばれ、内海水軍を牛耳る。
多産の家系らしい。
▼クラウディア・ヴァンハルト
ヴァンハルト公爵の7番目の娘。
風雷系魔導師。
ヴァネッサ皇女にゆりゆりな気持ちを抱く、ロリロリな少女。
▼エレオノーラ・ヴァンハルト
公爵の妹、内海艦隊副司令、少将。サブリナの母親。
主人公に殺されかけたが、そこを気に入った豪放な性格で、婚姻により取り込もうとしている。
▼サブリナ・ヴァンハルト
エレオノーラの娘。華奢な体付き。
テオドールと恋仲らしい。
▼ヴェラ大尉
<ヨルムンガンド>乗り組みの士官、役職は不明。
艦内の案内をした。
▼<ヨルムンガンド>艦長
髭面。実は、公爵家の分家筋。
【地名】
▼学究都市ギレート
5つの総合大学と7つの単科大学、図書館だけでも100棟を超える。
アラビア数字が刻まれた『学びの壁』を始めとして、怪しい物品多し。
甘酸っぱい果物が名物。
▼アサヒ皇王国
南半球にある大海洋国。
始祖帝が異訪人らしく、日本人の関与を疑わせる要素満載。
▼ズーデン川
帝国を流れる4大河のうち南側を流れる。支流にケッテ川がある。
▼帝都
東西約250リーグ、南北約300リーグの国土の中心地。
山岳に囲まれた盆地で寒さが厳しい。
『竜の巣』と呼ばれ、3本の大塔、三重の環状道路がある。
▼ムーゲン宮殿
通称で『竜宮城』と呼ばれる皇城。大堀と長大過ぎる橋、黒鴉大理石製の三頸大塔に囲まれている。
▼オルデンの大迷宮跡やイダールの奇観湖
有名な観光地。
▼ヴァンフォーレ家
主人公が継承するかもしれない伯爵家。
▼アインダート
レーネンラントとティルダーム帝国に挟まれ、内海に面している。
隠者が潜む聖なる森がある。聖殿信仰の本拠地だが、現世権力は小さい。
魔導師の修行場。
▼プレン
湖沼地帯で、その景観と川海老料理が有名な観光地。
カウフマン写真館がある。
主人公に引っ掻き回されて大迷惑。
▼地獄の丘
天文台の丘を巡る戦いを称して、流布している。
この言葉を出さなければ、一騒動起こらなかった。
▼雷槍騎士団領の本部
幅広い掘と八芒星の形をした背高な城壁に囲まれている。数千年前の地下下水道がある。
主人公の兄が騎士団総長を務めている。
▼ヴァンディーンス家
帝国の北東部にある伯爵家。主人公の生家。元は騎士爵家で、当主が戦死するたびに昇爵。
4階建ての主館、2階建ての別館、階段花壇、大型温室がある。
ガラス製造とステンレス特許料を稼ぎ頭とする会社を経営。
黒と緑でM字型に分割した地に、左向きに飛びかかる赤い狼の盾紋章。
内海から90リーグほど離れている。
▼腕木通信中継所があった砦跡
恋人達の逢瀬の場。ヴァンディーンス伯領都を一望できる。
▼四葉大陸
赤道を挟んで遙か南にある。
▼魔界大陸
西方にある大陸の別称。
過去に魔物が住むと言われていて、実際に大型獣が多い。
【品名】
▼シャイブ
ボーリングとカーリングと輪投げを合わせたような、この世界の人気競技。
▼レーナのショルダーバッグ
頑丈さの代名詞である森闇蜘蛛の糸と、金蜥蜴の皮が使われた品。
振り回すと頭頂部へとメリ込む威力がある。中身は、女の子の秘密。
▼特殊部隊
魔導兵を伴った一個大隊分の特殊潜入戦闘部隊員。破壊工作と撹乱に勤めた。
特戦団=特別戦術研究団。
▼砲戦車部隊
魔導運送車を改造した四個大隊約300両。陣地や要害、そこに籠もる歩兵や砲兵を殲滅。
▼鞠花煙草
イケナイ成分が入った葉巻。一般流通しているが、強い薬効があるものは禁じられている。
主人公が、自白剤代わりに使った。
▼帝国一級道路
往復6車線、帝国中に8本通っている。走行中も、魔力の供給がなされる。
下位に州道等がある。
▼警邏隊
自治体警察で、町のお巡りさん。
▼巡察隊
国家警察で、準軍事組織。
数千人規模以下の小さな町の警察業務も請け負っている。
▼機動巡察隊
暴動鎮圧や浮浪者狩りが任務。
ソップ一家を壊滅させた部隊は、装備と訓練が行き届いていて、魔導師も所属している。
特警=特殊警備班。
▼裂風塵
マクシミリアン・ロイスが名付けた中二病ステージ3の技名。
風雷系の魔法で、拳銃と腕を輪切りにする威力がある。
▼黒鷲獅子砦
国王を殺害して、お姫様を誘拐した悪の魔導師が篭る砦で、47人の部下がいる。
階層ごとにいる悪人を知恵と勇気と仲間の力で攻略していく、子供に人気の御伽噺。
▼魔導師の位階
上から星位、竜位、金位、銀位、朱位、蒼位、白位の順。
主人公は蒼位、クラウディアは朱位、ゴルツ少将は竜位。ただし、正式に認可を受けたわけではない。
▼リリアの花模様
写真立てに描かれていて、乙女心を刺激する模様らしい。
▼実家の露天風呂
主人公が子供時代に、館裏にある天然温泉池を10×20m程度の湯船に2ヶ月かけて整備し直し、脱衣小屋を建てた。
この作品の存在意義の中心。
▼闇堕のドラゴン、光輝のドラゴン
正邪の並立する御伽噺に出てくる一対の竜。
▼帝国水軍旗
三つ叉の矛を模している。
▼<ロスヴァイセ>
ヘリウム、アルミ桁使用の硬式飛行艦。色々秘密がある。
全長80m程、露出気嚢に船体吊下式。時速100km以上出る高速艦。
主武装は10センチ砲2門。
▼<ヨルムンガンド>
前同。
全長250m程、気嚢収容式、細身のリフティングボディ形状。
主武装は15センチ連装砲塔が前後に1基ずつ。
▼<献上艦>制度
忠誠度を測り、家臣の財産を合法的に没収するのが由来。
運用まで行う個人艦では、戦闘艦をヨット代わりにする馬鹿もいる。
▼スクーター、<銀狼号>
主人公が原型を製作し、赤狼印をつけて実家が販売。
ビッグスクーターサイズの魔導車。
好事家によるレースも開催されている。
座席内に収納スペースあり。