1話 プロローグ
この作品は、フィクションです。
現実や他作者の作品とは、何の関係もありません。
残酷な描写が入る可能性があります。
初投稿のため、急な編集がある可能性があります。
この世界は、どんなに平等を求め語っても平等には決してならない。
たったの一瞬で全てが変わり、変化に全てが呑み込まれていく。
そんな時の流れがどんなものか誰にも分からず、全てのものが変わっていった。
---------------------------------------
はぁ~、と心の中でため息をつく。
なんで俺はこんなんなんだろうか
ベットの中で寝っ転りそんなことを考えていた。
そんな俺でも昔は幸せだったと言える。
家の問題なんだが、俺には兄さんがいた。
兄さんは3年前、交通事故で死んでしまった。
兄さんが死んだショックからか、母さん精神状態が安定しなくなってしまい、父さんは、そんな母さんと俺だけを置いて出ていったきり帰って来ない。
だから今は俺と母さんの2人暮らしの状態だ。
父さんが仕送りはしてくれているので金銭的な生活面には困ってはいない。
最近はヘルパーの人に来て貰っているから学校に行っていても大丈夫だと安心はしている。
今日は考えごとはやめて寝るか、また明日は明日で大変だろうから
微かに周りに聞こえるくらいの音量でため息漏らした。