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-86- 効率的

 多くの物事をする場合は効率的にする必要がある。二度手間を出来るだけ避け、二つ以上のことを可能な限り一度にする組み立ての発想が必要な訳です。理想は効率的にコトを出来ることですが、出来ない人に、しなさい! などと無理には言えません。^^

 竹鋸(たけのこ)は前日の夜から、アレコレと発想を組み立てていた。

『アレをして、で、コレをすれば、コトは一度で済む…』

 翌朝、竹鋸はさっそく動き始めた。前夜から発想を組み立てているから、惑うことなくコトは進んでいった。フツゥ~にやれば二日かかるところを竹鋸は一日、いや半日で完成させた。さてそうなると、余分な時間が一日半、生まれたことになる。竹鋸は、先々にやらねばならないコトを見通した。すると、ナニは出来そうな気がしてきた。竹鋸はふたたび、やる発想を組み立て始めた。

 かくして竹鋸は、フツゥ~に人が(こな)す2.5倍もの仕事量を、ものの見事に完成させたのである。この功名が実り、竹鋸は城持ち大名になった・・というようなことはなく、晴れて支社長に出世したのである。^^

 竹鋸さん、効率的に物事を完成され、よかったですねっ!^^


                   完

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