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-83- 白黒

 白黒といっても、必ず白がよく、黒が悪い・・ということはありません。白が黒で、黒が白・・ということも当然、ある訳です。分かりにくいですからむ、理想としては黒は黒、白は白として頂ければ、非常に分かりやすいですね。^^ 囲碁好きな方ならよくご存じでしょうが、相手の星に打った石の内側に三の三で入るという手筋がありますからねぇ~。^^

 とある大都会の警察署である。先輩と後輩、二人の刑事がヒソヒソ話をしている。

「いや、その逆だ。ヤツは黒いようだが、実は白さ…」

「ということは、白いようで黒いアイツがホン星ってことですか?」

「ああ、まあそうなるな…。犯罪に灰色ってのは、ねぇ~んだ」

「なるほど…。ミルクにコーヒーの粉と砂糖を加えれば美味いんですがねぇ~」

「んっ? …ああ、まあ確かにな」

 話す内容は逸れたが、後輩刑事が言うことは正しいので、先輩刑事はしばらく間合いを置いたあと、肯定した。

 理想は白黒が明確になることですが、世の中は良し悪しが曖昧(あいまい)なことが多いですからねぇ~。しかし、白でも黒でもない灰色が、世の中では好結果を(もた)らす場合も多々、あるのも事実です。^^


                   完

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