表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/100

-47- 迷惑電話

 どういう訳か迷惑電話が増えている。世の中がそれほど景気よくない証拠かも知れないが、掛ける方はいいとしても受ける方は迷惑この上ない。オレオレ詐欺なんかの電話など、その最たるものだ。理想は要件電話だけにしてもらいたいものです。^^

 とある国立大学教授の下田(しもだ)は、最近よく()かってくる迷惑電話にテンションがダダ下がりだった。

『仕方がないな…』

 書斎で仕事していた下田はそう決断し、ついに電話回線のジャックを外すことにした。

『これで、もう掛からんだろう…』

 外した瞬間、下田のテンションは回復傾向に向かった。すると急に腹が減ってきた。

『迷惑電話がかからなくなると腹が減る・・という現象には特定した法則があるのかも知れん…』

 大学で心理学の教鞭をとる下田は研究論文のテーマにすることにし、手帳にメモ書きした。

 偶然、空腹になったのでしょうから、余り関係はないとは思いますが、迷惑電話と空腹の関係を論文にするのは興味が湧くところではあります。^^


                   完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ