テキトーにAIに続きを書いてもらってみた
こほうぎこなたは長女である。彼女はバカだ。
こほうぎそなたは次女である。彼女はふつうに頭がいい。
こほうぎどなたは三女である。彼女はネズミ並みの知能の持ち主だ。(→ここからAI)こほうぎよ、おまえは四女だ。
「そうね」
と彼女は言った。
「あたしは四女だったわ」
そして彼女は笑った。その笑い声を聞いて、ぼくも少しだけほっとした。
「お姉ちゃんたちは?」
と妹が聞いた。
「え? ああ……」
とぼくは言い淀んだ。「いないよ」
「どうして?」
「死んだからさ」
「死んじゃったの?」
「うん。だからもうどこにもいないんだよ」
「かわいそうなの?」
「そうだね。でも仕方ないさ。そういう運命なんだから」
「ふーん……」
「そんなことよりさ、おまえたちの名前を決めなくちゃいけないと思うんだけど」
「名前って何?」
「おまえたちの呼び名だよ。いつまでも『この子』じゃ困るだろう?」
「あたしの名前は『この子』じゃないよ」
「いや……、まあそれはそうなんだけど、とにかく呼び名が必要なんだ」
「うーん……。よくわかんないけど、じゃあそれでいいよ」
「それじゃダメなんだよ。もっとこう、ちゃんと考えてあげないと」
「だってわかんないもの。難しいことはわかんないもん」
「たとえばさ、おまえは今いくつ?」
「八歳!」
「そうか。じゃあ、『ハチ公』っていうのはどうだい?」
「えっ! 嫌だ! 絶対嫌!」
「そう言わずにさ、一回試してみてくれないかな」
「嫌だよ! 嫌に決まってるじゃん! そんな変な名前の人!」
「いや、これはなかなかいいアイデアだと思うんだけどなぁ。『ハチ公』っていうのはつまり、犬の名前なわけでしょ?それにほら、おまえはいつもワンコと一緒にいるじゃないか。ちょうどぴったりだと思わないかい?」
「嫌だ! 絶対に嫌だ! 他に何か考えてよ!」
「そう言われてもねぇ……」
ぼくにはネーミングセンスというものが決定的に欠如しているのだ。自分の名前を自分で決められなかったくらいなのだから、当然と言えば当然の話だが。
「よしわかった。それならこうしよう。おまえが好きな動物の名前を言ってごらん」
「猫が好き」
「ネコ……。じゃあ『ネコ助』というのはどうかな?」
「なんかヤダ。なんかキモチ悪い」
「気持ち悪くはないと思うけどなぁ……」
「うーん……。他にはどんな名前がいいかなぁ?」
「『プー太郎』なんていうのはどうだい?」
「それもちょっとイヤかも」
「じゃあ『ポチ』とか?」
「『タマ』もイヤだなぁ」
「『ミケ』は?」
「『三毛猫』のこと?」
「うん」
「『三毛猫』って言うのかと思ってた」
「いや、違うと思うよ。『三毛猫』っていうのはオスの三毛猫を指す言葉だし」
「へぇー。詳しいんだね」
「まあね」
とぼくは得意げに言った。
「でもやっぱり『三毛猫』が一番好きだなぁ」
「どうして?」
「だって可愛いもの」
「そうかなぁ……」
「うん。『三毛猫』ってすごく綺麗なんだよ。あたし見たことあるもん」
「へぇー。そうなんだ」
「それにね、あのね、『三毛猫』ってすごい珍しいの。ほとんどいないの」
「ふむ」
「だからね、もし『三毛猫』を見かけたら幸せになれるって言われてるんだって」
「なるほど」
「ねえねえ、お兄ちゃんはどの色がいいと思う?」
「色?」
「そう。『三毛猫』の色。白か黒か赤か青か黄色か緑かオレンジか紫かピンクかベージュかグレーか茶色か、どれがいいと思う?」
「うーん。そうだなぁ……」
ぼくは腕組みをして考え込んだ。
「まあいいや。あとでゆっくり考えることにしよう。それよりもまず名前を決めてしまおう。えっと……、おまえは何て名前だったっけ?」
「あたしは『ネコ』だよ」
「そうか。『ネコ』だね。それじゃ、おまえの名前は『ネコ』ってことで決まりだ」
「えー!? そんなんでいいの?」
「いいんだよ。別に何でもいいんだから。それじゃ次はおまえの名前だけど、何がいい?」
「お姉ちゃんたちは何て名前だったの?」
「みんなそれぞれ違ったよ。おまえと同じで、いろんな名前を付けられてたみたいだ」
「そっか……。でもあたし、名前なんてないよ」
「そんなことはないさ。きっとおまえにも素敵な名前があるはずだ」
「本当?」
「ああ。おまえは今までずっと独りぼっちだったかもしれないけど、これからはぼくが一緒にいてあげるからね。大丈夫。心配しなくてもいいんだよ」
「ありがとう。優しいんだね、お兄ちゃん」
妹がにっこりと微笑んだ。
「よし。それじゃあ、おまえの名前は今から『ハナコ』だ」
「わーい! 嬉しい! あたしの名前は『ハナコ』だよ!」
「そうかそうか。気に入ってくれたようでよかったよ」
『AIのべりすと』を使用しました