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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
最終章 こほうぎの剣
72/213

こほうぎの剣は

 こほうぎ家の床の間に飾られていたこほうぎの剣は偽物であった!

 父オブロンが真っ赤なウソをついていたのであろうか? 否! それは真っ赤なウソなどではなかった!


「本物のこほうぎの剣は存在するんだ」

 父オブロンはかく語りき。

「しかし、それじゃない。それは長篠のSA(サービスエリア)で4万ぐらいで買ったやつだ。つまり、それがこほうぎの剣だといったのは、死んだおじいちゃんがついた真っ青なウソなのだ」


「では……」

 みんなが聞いた。

「本物のこほうぎの剣はどこに?」


「ぐっさんが知っている」


「ぐっさん……?」


「ああ」

 父オブロンはうなずいた。

「ぐっさんだ」


 次女そなたが聞く。

「ぐっさんって……山口さん?」


「いや……」

 父が答える。

「江口さんだ」




 かくして一行は本物のこほうぎの剣を求めて、江口さんを探しに旅立ったのであった!



 こほうぎの剣を手にしたものは、世界をも手に入れることができる。



 そんなホラ話を、信じて!





 == こほうぎこなたはかく語りき ==


        (完)





ご愛読ありがとうございましたm(_ _)m

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