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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
最終章 こほうぎの剣
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こほうぎの剣を

 こほうぎの剣を狙ってなざほうれ三姉妹が住居不法侵入してきた。



 長女のなざほうれちほが高笑う。

ち「ホーッホッホッホ! こほうぎ家の宝剣は頂くザマス!」


 次女のなざほうれちはやが冷静に語る。

ち「こほうぎの剣を手に入れた者は世界をも手に入れられるという」


 三女のなざほうれちぶさが面倒臭そうに言った。

ち「そんなことほんとうに信じちゃってるお姉ちゃん達が面倒臭い」



 迎え撃つこほうぎの長女こなたは麻婆豆腐を作っているところだった!


こ「今ちょっと麻婆豆腐あさばばまめくささくってるとこだからしゅせない。……クッ! こんなこうめてくるとは!」


 こほうぎの次女そなたがツッコんだ。

そ「お姉ちゃん! 麻婆豆腐なんか手を放しててもできるんだから! 私が見とくから早く戦って!」


 こほうぎの三女どなたがなざほうれの三姉妹に聞いた。

「どなた?」



 なざほうれちほは、敵が麻婆豆腐を作っている隙に、床の間の日本刀を奪い取った。


ち「これが……こほうぎの剣か」


 次女のちはやが冷静に言う。

ち「あっ。これ、長篠のSA(サービスエリア)で売ってたやつと同じだ。確か4万円ぐらいで売ってた」


 三女のちぶさが驚いて、言った。

ち「お土産物かよ!」



 そこへこほうぎの父オブロンが襖をクヮラッと開き、入ってくるなり言った。


オ「すまん、こなた。あの話、全部ウソ」


こ「なんですって!?」

そ「だろうと思った」

ど「あなたはどなた?」


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