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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
新7章 こほうぎの母ドリル
57/213

お母さんは国語教師

 こほうぎこなたの母、こほうぎドリルは小学校で国語教師をやっています。


 キンコンカンコン

 今日も授業開始の鐘が鳴ります。


「はい、みんなさん。きんりましたよ。ちゃんとチェキチャクいてください」

「せんせぇー、まちがってます」

「はい。じゃあ、せいしくは?」

ただしくです。せんせー」

正解ただとき!」


 彼女は生徒たちに自分で考える力をつけさせるため、わざと漢字の読み間違いをしていたのです。



 実の娘のこなたに対してもそういう教育をして来ました。



ロハこん〜。こなっちゃん、わんメシ出来ちゅらいてる?」


「おかえり、ママ。美味びみしいカレーがさくってあるわよ。今日のは芒果マンコ使ぱかってみたの。きっとフルーティー(クレージー)よ」



 娘のこなたは母を信じきっていました。



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