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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
 新3章 フリーダム・ヘル
34/213

フリーダム・ヘル

 地獄は自由だった。


「自由すぎて地獄」

 そう言うと、こほうぎこなたはあくびを一発した。


「あくびするのにも飽きちゃったね」

 鬼っ子ちゃんが並んで座り、言った。


「あら鬼っ子ちゃん。早くあたしを刑に処してよ」


「だめだめ。ここは自由地獄なんだから。そんな楽しみ与えちゃダメだって、パパが」


「じゃあ鬼っ子ちゃんとフュージョンする」


「ふーじょん?」


「フュージョンよ。ほれっ「あっ!?」」


「ふふふ。鬼っ子「何、これ!?」ちゃん。あたし達はひとつにな「やだっ! こなっちゃんの声があたしの口から……」るのよ「」おべ」


「おべ?『おべた』 ああ、出雲弁で『びっ【ちがうもん!】くりしたってことね? でも《フハハハハ! 我は地獄の番人もふもふワンコ》あれれ? パパ』(このお話は地獄の恐ろしさを)物語り〜♪ 」






 こんな感じで地獄の自由な日々は楽しく流れて行った。


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― 新着の感想 ―
[一言] 高橋葉介の画で脳内再生されますた……グロい
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