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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
新2章 バカの乱
30/213

チェキヶ原の戦い二

 ポック、ポックと馬をハンドルで操作し、こほうぎこなたが古戦場に着いた時、戦はもう四百年も前に終わっていた。


「なんで!?」


仕方つかしがたがないわよ。古戦場ふるいくさばなんだもの」


 母ちゃんに言われ、こほうぎこなたは首をひねった。



「よくぞ来た! こほうぎのこなたよ!」


 武田テイヘンが手に持ったアレを前に掲げ、迎えた。戦はこれからだった。



「あなたがアレ?」


「そうとも。ワシがコレよ」


「始めるの? ソレ」


「おおとも! 大伴家持!」


「それはダレ?」


「ワシも知らん」


「なんて読むの?」


「聞くな!」



 母ちゃんが席に着いた。

「じゃ、始めるわよー?」




 かくしてクイズバカ王日本一決定戦の火蓋が切って落とされ、一対一の、誰も見ていない熾烈な戦いが今、火蓋が切って落とされ、始まったのである!



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― 新着の感想 ―
[一言] ダイバン焼き餅!……美味しい♪ 嫉妬しちゃイヤン♡
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