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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
新2章 バカの乱
29/213

チェキヶ原の戦い

 令和6年12月、冬。


 ここチェキヶ原古戦場では、下位の武田テイヘンと、こほうぎこなたの最終決戦の火蓋が切って落とされて、始まろうとしていた。


「なんかナンしいお話ね」


 馬に乗り、ハンドルを操作しながら、こほうぎこなたは言った。


 こほうぎこなたのママがこなたに忠言を捧げる。


「あまりナンしいことは考えないでね。あなたはすぐにトウからエンプンくから」


「大丈夫だよ、ママ。これはどちらが馬鹿うまかしかかを決定けってぃんするいくさいなんだから」


 ハハハハハ! と勝鬨の声を上げながら、親子二人きりで歩いて行った。






 その頃、敵将・下位の國の武田テイヘンは、戦慄していた。


「まさか……。このわしまさるバカがこの世におるとは……。こほうぎのこなた、恐るべし!」


 まだ相見えてもいない敵に戦慄しているのは、武田もやはり馬鹿だからなのであった。


「今こそどちらが天下一のバカかを決する時! 」


 他のすべての人にはどちらがどうでもどーでもよかった。



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