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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
新章・こほうぎこなた
26/213

この人を見よ

 私の名前はこほうぎこなた


「おれの名前は宝アキラ」


 ピチピチの17歳


「香り立つ45歳」


 誰の理想的女子にでもなれる顔なしよ


「誰を理想的女子にでもすることができる女なら誰でもいい理想なしだ」


 さあ、私を見なさい!


「愚民どもよ、このおれを見ろ!」


 ここにあなたの理想がある!


「ここにおれは理想となる!」


 何よ、アンタ!


「何だとは何だ、小娘!」


 真似しないでよ!


「真似してなんかいない! どうしてこのおれ様が小娘の真似などするか!」


 私こそがみんなの理想なの! オッサンなんか誰が理想とするなんて思うの!?


「悪いが、おれはお前の何倍もの本を読んでいる。すまんが、おれの勝ちだw」


 読書量が何よ! 実行力(さねゆきりょくよ!)物を言うのは!


「完結したくせにww」


 うっ?


「完結したら、終わりだろう? もうお前は終わったんだ。出しゃばるな」


 かっ


「かっ?」


 完結解除よ!!!




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― 新着の感想 ―
[良い点] ああっ! こほうぎこなたが連載再開してる! [一言] いつの間に!
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