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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
第八章 酒は飲め飲め飲むならば
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おちゃけだぞー!

「さーて、4日振りにビール飲んだし」

 しいなここみはご機嫌で言った。

「ウィスキーと行きますか!」


「ロング缶2本あっという間に飲み干して、ウィスキーとはね」

 こほうぎこなたは呆れ顔だ。

「しかもストレート!?」


「そうだよー」

 しいなここみはご機嫌でウィスキーを紙コップに注いだ。

「こないだスーパーで買ったクレイモアっていうスコッチウィスキーなんだけどね。これ、うますぎる! しかも何よりストレートがうまし! 水割りとかもったいないほど原酒が甘くて美味しいの!」


「なんでそのウィスキー買ったか、知ってるぞ」


「はーい! 漫画の『クレイモア』のファンだからでぇす!」


 そう言ってバカみたいに笑いながら、しいなここみは紙コップのウィスキーを一気に飲み干した。


「生きてるって素晴らしい! 酒が飲める!」


 しかも今、隠れて熟睡してたペットのフェレットくんが出て来て、甘えて来た。


 よーし! おまえもミルク飲め飲め!


 フェレットのうー太くんが、しいなここみの顔をじーっと見つめて、言った。

「飲みすぎて死ぬんじゃねえぞ」


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