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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
最終章 『ここから200話まで突っ走る』
164/213

なめこ汁のおきて

「ねぇ、起きて」


 こほうぎこなたが揺らすのは、味噌汁の背中。


「ねぇ、起きてってば、なめこ汁」



「……はっ!?」

 なめこ汁は目を覚ました。

「こ……、ここは、どこだっ!?」



「どこって見てわからない? 電子レンジの中よ」


「なっ……、なんでこんなところに!?」


「決まってるじゃない。あなたを あ た た め る た め よ」


「ひぃっ!? やめてくれっ! そんなひどいことを……!」


「何がひどいのかわからない」


「セリフと顔が合ってないぞっ! そ、その悪魔みたいな顔をやめろっ!」


「……じゃ、あたためボタン、押すわね」


「ぎゃああああ! やめてくれ!」



 ピポポッ♪ パポポッ♪ ピパポピポッ♪



「できたわ♪」



 もう、何も言わなくなった、なめこ汁──



 このあと、こほうぎこなたが、おいしく、いただきました。



 ヒヒヒヒヒヒ





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― 新着の感想 ―
[良い点] 前話との落差wwwwww
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