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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
相当新しい新章 『えーと……』
161/213

終わりなき物語

「えーと……。どこまで話したっけ?」

「この物語には終わりがありません──ってとこまでだよ」


「コロッケはもう食べたっけ?」

「食べた。とっくに食べた」


「じゃあ喉が渇いただろう?」

「渇いた。砂漠のように渇いた」


「ところであんた誰?」

「おまえこそ誰だよ?」


「どなた?」

「どなた?」


 ここからこの物語は始まる。

 こほうぎ家の中庭で議論をしていたカマドウマと三角定規が、物語を始めるのである。


 それはまるで永遠のような物語であった。


「どなた?」

「どなた?」


「どなた?」

「どなた?」


「どなた?」

「どなた?」


「どなた?」

「どなた?」


「どなた?」

「どな








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