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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
最も新しい最新省 『広島大戦争』
155/213

大幹部、鰯田鰹節

 料亭にて。


 憧れていたタラの芽の天ぷらを前に、広域暴力団『ほわほわ組』大幹部、鰯田なんとかだ鰹節なんとかぶしは、感動に震えていた。


「この……鮮やかな苦み……。やはりスーパーの惣菜とは一味違うなッ」


 そう言いながら、じつは鰯田はスーパーの惣菜コーナーのタラの芽すら過去に食べたことはなく、これが89年の人生で初めて口にしたタラの芽の味であった。


 ふすま(小麦粉の)が暴力的に蹴倒され、鉄砲玉が飛び込んできた!


「オルァー! 鰯田ァー! わしにもタラの芽食わせろやァー!」


 しかし鰯田は目を瞑り、ひたすらにタラの芽の天ぷらを味わっていた。


 ああ……。作者も食べたい。


 作者はスーパーの惣菜コーナーのそれしか食べたことがないのであった。


 そしてもちろん、今、ビールを飲んでいるのである!





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― 新着の感想 ―
[気になる点] ……鱈之目…………タラちゃんの目 [一言] ビール瓶て、なんかヱ□くないですか?
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