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ここからのあらすじ
変態とは社会に嫌われる悪臭だと思われているものである。
しかし、変態とはサナギが蝶になる時にも使われる言葉なのである。
作者はサナギから蝶に変態するそのさまを美しいとはべつに思わない。
どちらもキモい虫であるので、どちらもキモいなとしか思わないのである。
さて何が言いたいのかまったくわからないが──
この物語がこれからどこへ行くのか
それは果たして社会にとって何か有益な意味があるのか
それともただ単に変態を貫き通すだけなのか
それは
書いてみないとわからないのであった。
こほうぎあなたはこなたった。