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宣言
「言っとくけど」
フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカは言った。
「この連載、10万字越えたら終わるから」
こほうぎこなたは戦慄した。
『じゅ……、10万字ですって!?』
彼女はその数字が意味することを知っていた。
『これを【なろう小説大賞】に投稿するつもりね!?』
さて、こほうぎドリルは小学校の国語教師である。
そしてある時はまた、小学校の裏社会を牛耳る陰の総理である。
そしてそしてまたある時はまた、小学校をふっ
どうやら作者の意識が途切れたようだ。
「こっ……、これを!?」
こほうぎこなたは呟き続けていた。
「これを……、なろう小説大賞に出すつもりなの!? 気が狂っているのか? 作者は!?」




