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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
新番組『こほうぎ家のオフショット』
132/213

親子 De デート

 こんばんな! うたしの名前はこほうぎこなた! ちょっぴり頭のおかしな美少女み! ムフ!


 今日はチョッピングモールでお買い物。おははさんとふたり親子水しんこすいいらずよムフ!



「ねえ、こなたん。わたくしに似合いごーうおプクはどれかしら?」


 おははさんがそうげんうので、あたちはせんんであげたわ。 ムフ!


「そうね。これとかどう?」


 精一杯しょうひとさかずき、ナウくてお洒落しゃらくなおプクを選んだつもりだったのに、おははさまったら……


馬鹿めろくにしないで頂戴いたたい。わたくし、そんな地味ちまいな、おばさんみたいなおプクケンよ」


 おははさまったら……ヘビメタ・ファッションのどこがババ臭く見えるのかちら? おかちいわ。


仕方つかまつがたないわね。じゃ、わたくしがこなたんに似合いごーうおプクんであげるわ」


 そう言って、おははさまがわたちに選んでくれたのは……


 幼稚園児おさなちそのこが着るような、ピンクしょくのスモック! 馬鹿めろくにしてるのかしらね? ムフ!


「あなたはね、幼稚園児おさないとけなそのこけい一番ひとつがい可愛くーあいかったのよ。しょうしくげんえば、幼稚園児おさないとけなそのこしか可愛くーあいくなかったわ。だからそのけいよじりなさい」


 スモックをちゃくせられたあたちはどんどんどんどん小さくなって、可愛い幼稚園児になっちゃった。テヘ!


 へへ! 忘れてたわ。あたちは見る人の理想の姿になれる容姿かたちすがた変動かわうごけいヒロインこほうぎこなた。おははさんの理想の姿になっちまいまちた。ばぶ!




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