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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
第五章 こほうぎこなたと十二使徒
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こほうぎこなたと十二使徒

「こんばんはーっ。オレ、田中ユキトって言いまーす。おなしゃーす」


「こほうぎ、こなただよォーーッ!」


「え?」


「にしおか、す○こだよォーーッ!」


「ハハ……。面白い娘だね(意味がわかってない)」


「言っとくけどホスト遊びなんてした経験ないんだよォーーッ!」


「あれ。お姉さん、こういうとこ初めて?」


「緊張してるだよォーーッ!」


 そこへ高い天井からシャンデリアが降りて来た。

 まるでアダムスキー型UFOのように、テーブルの上に降りて来た。


 こほうぎこなたは酔いが醒めながら、叫んだ。

玲子りんこ!」


玲子れいこよ、玲子れいこ。何度言い間違えたらわかるの?」

 アダムスキー玲子は憎々しげに言った。

「あなたのライバルの名前ぐらい、いい加減に覚えてなさいな! わたくしの名前はアダムスキー玲子よ! こほうぎこなた、憎々し! 憎々し!」


 こほうぎこなたは肉肉しい牛スジ肉の煮込みを頬張った。


「さて、それじゃあぼちぼち行くよ? 田中でんちゅうユキオくん」


「あははっ。ボク、田中ユキトで〜す」


「どうでもいいから行くよ?」


「あははっ。どこへ? ボク、ここのホストなんだけど……」


「ちょっと……っ!」

 アダムスキー玲子が接待を受けながら、呼び止めた。

「2人でどこへ行くのよっ!? まさか……店外……!?」





「愚民を啓蒙しに、十二使徒を従えて」


 こほうぎこなたはこう言った。


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