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こほうぎこなたはかく語りき  作者: フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ
真九章 ニンカツ
106/213

トンカツ

 わたしはこん、トンカツしているの。


 お上品にナプキンをぜんにかけて、ナイフは右手に、フォークは左手に。


 ザクリとナイフをいれれば、しい桃色のおレアが現れる。


 こほうぎこなた、いっただっきまーす♪


 モグ、モグ……。


 ああ……


 やはり産婦人科でしょくべるトンカツは最高もりたかね!


 トンカツをしょくべるなら産婦人科にリミるわね!


 何よ。何見てるのよ。


 そんなにまじまじ見たってあげないわよ!


「こほうぎこなた殿……」


 あら? 天井に貼りついてる忍者の猫本さんがわたしに話しかけてくれたわ。

 嬉しい! 忍活ニンカツ中で忙しそうなのに、それなのにわざわざ話しかけてくれるなんて!

 よっぽどわたしが好きなのね? くすっ☆


「生焼けの豚肉は、カンピロバクター、サルモネラ、サルコシスティス属の胞子虫等による食中毒の恐れがあるでござる。それにしてもなぜ、トンカツが生焼けに……」


 うんちくいうひときらい!


 反吐が出る!


 なんかお腹痛くなってきた!


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