3-27 銀龍、薄い本が盗まれる。 その1(クロスオーバー作品)
挿絵&キャラクターは「めんち様」のシュガープロジェクトより。
シュガープロジェクト、女の子かわいくて、いいよ!!
シュガプロも、よろしくね!!
シュガープロジェクト小説:https://ncode.syosetu.com/n2883en/1/
ツイッター:https://twitter.com/sixyuga_puro
九龍城国も夜更けになると、上海と同じレベルくらいの、きらびやかな街並みになる。
パーティカルロイドの保有国でもあるので、エネルギーはたくさんあるのだ。
夜景を突っ切り、黒いスーツ姿が「九龍喫茶店」と書かれているネオンの真下にある入り口に立つ。
銀龍は、珍しい恰好をしていた。
黒いスーツに、帽子、サングラス、革靴。
全身真っ黒で、どっかの映画の名わき役に出てくるような格好だった。
銀龍は、喫茶店の入り口の手前で、左右を振り向き、誰もいないことを確認して、扉を開いた。
カランコロンと、店内では音が響く。
そして、目の前にはピンク色のチャイナドレスを着ている女性がいた。
お団子頭の部分が、チョコレートのケーキみたいな髪飾りで左右両方覆っていて、
顔を赤らめさせてぎこちない笑顔をさせている。
「い、いらっしゃい……ませ」
「なんでぇ、なんか初々しい子だなぁ……」
銀龍も、ちょこっとなじみのある店なので、カウンター奥にいるオールバックで唇の上にひげを生やしているマスターに声をかける。
「銀龍さん、いらっしゃい。新人の子だよ」
銀龍は彼女を見上げる。
ハイヒールも手伝ってか、背丈は銀龍以上だ。
「ショコラ……といいます……」
顔を赤らめながらも、銀龍と視線を合わせようとはしない。
「なんでぇ、どっかで似たようなぁ、感覚だぜぇ……」
マスターは、カウンターでコーヒーを注ぎながら話し続けた。
「彼女、なんか、チョコが大好きらしくてね、チョコ以外は何もいらないっていうんだよ」
「へー、物珍しい人もいるもんだぜぇ……」
銀龍は、なめまわすようにハイヒールの先から彼女の顔まで見上げた。
「ふーん、胸がでけぇな、お嬢さん……」
彼女は顔を真っ赤にさせて、お盆を胸のあたりにもって、隠した。
「まあ、ここは大体決まってチャイナドレスだからなぁ。今更恥ずかしがることじゃねーんだぜ……」
マスターは、カウンターの上にコーヒーを出す。
「でも、彼女すごく飲み込みが早くて、びっくりするよ。バイト、1週間目なのに、ドリップコーヒーの入れ方、タイミング、すぐに器用に覚えてしまったよ」
「ふーん、うちらとは違う意味ですげぇやつもいるもんだぜぇ……」
「ショコラちゃん、とりあえずコーヒー持っていって」
彼女は、コーヒーカップの皿の淵を握り、カウンターに置いたお盆にコーヒーを置く。
そして、お盆をガタガタ言わせながら、片手に持ったまま歩いていく。
遠のく彼女の背中を見ながら銀龍は店長に話した。
「おいおい……彼女、大丈夫なのかぁ? すんげー震えてんぜぇ」
「そこが、唯一の悩みなんだよねぇ」
「お、そうだ、予約した席、空いてるよな?」
「ええ、普通に座ってください」
「ありがてぇ……」
銀龍はカウンターを背にし、一番奥への席へと向かっていった。
徐 花琳(花琳) ジョ ファリン
年齢15才
女性
身長150センチ
髪 緑色 お団子頭二つに、両三つ編みをしていて、三つ編みの結び目には鈴をつけている。
肌の色 黄色
瞳 緑
出身 中国(上海)
利き腕 左手
クンフースタイル 八卦掌
得意技 あらゆる打撃をかわす回身掌 时间来躲避所有的打击 Shíjiān lái duǒbì suǒyǒu de dǎjí
得意武器 子母鴛鴦鉞 半円を重ねたような刃物。独特な形をしている。
一人称 ボク
誕生日 NAY547年5月5日
所属部隊 玄武
BWH 体重 69/50/67 49キログラム
超恥ずかしがりやな女の子。
人と話すたびに赤面ばかりしていて、うつむき加減なのが特徴。
クンフーする以外は、コミュニケーションが苦手だが、いざ戦闘となると、
言葉がいらないぐらい、身体が勝手に動くようである。
編入遍歴も、最も短く、入って2年目~3年目ぐらい。
ファリンが入る前は、ファリンの師匠が実は在籍していたが、
結婚し、出産したのでファリンが受け継ぐことになった。
チャイナガールズの中では、もっともコミュニケーションが薄い彼女だが、
なぜかわからないが、「銀龍」だけには心を開いている。
銀龍のマンションに遊びに行くたびに、他のメンバーからは「まただねー」なんて言われることもあるが、
特に本人は気にしていない。
ちなみに、趣味はゲームをやること、同人誌を描くこと。
実は、密かに銀龍と会っているのは、同人誌を描いてそれを見せに行ったりして、
感想を聞いたりしている。
実は銀龍は「ボーイズラブ」もののマンガが大好き。
その怪しい魅力に取りつかれ、ファリンに接待をしてもらっている。
絵が上手なため、誰よりも観察力が高く、メンバーへの気遣いは出来るものの、
性格上、どうしてもかたくなに他人とコミュニケーションをとりたくないときがあるらしく、
どうしても頑固な一面があるので、しょっちゅう葛藤したりしている。
美音符という、ちょっと有名になりつつあるアイドルが大好き。
時代に逆行してCDを買うほどの大ファンで、
ライブにはオタ芸披露するほど。
全ての基準がゲームやマンガなので、とてつもない勘違いをしたりして、結構な騒動になる時もある。
「チャイナガールズの日常」で、変な形のサングラスをしたら、克服できることが発覚。
実は、Eスポーツの選手でもあり、シューティングゲームがもっとも得意。
ちなみに、銀龍は格闘ゲームが得意。




