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チャイナガールズ!!~スーパーカンフーハイパワーチーム~  作者: 乾ヒロキ
チャイナガールズ!!達の破壊的な日常。
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3-23 シェンリュ、なぜか「猫猫喫茶」で働く!! その3(クロスオーバー作品)

なろう初!!

クロスオーバー作品!!


すべての許可は、作者様からいただいております。

ここでも、宣伝。


東風雲雀先生の、小説の

「歌姫転生!気が付いたら私何度も歌姫に転生していました!」の越川美歌ちゃんがなぜか九龍城国に迷い込んできてしまいました!!


小説:https://ncode.syosetu.com/n2779es/

音楽:https://youtu.be/x1qyYhNZgaY


さて、どんな話になることやら。

皆も、東風先生の作品も読んでね!!(笑)


そして、今日は東風たん、、、、。

コホン、東風先生からファンアートを頂きました!!

嬉しすぎて、ぎゃばあばばばばば!!!!!


挿絵(By みてみん)


 

 ♪ ♪ ♪


 そして、朝から夕方を通り越し、夜になり、21時30分でお店は閉店になった。


「オープンからお疲れ様でしたでちゅー!!」


 店長が気をまわしてくれて、大盛パスタを用意してくれた。


「はい、お腹すいたでちゅよね!! 猫猫喫茶の名物、ニャンニャンパスタでちゅ!!」


 アタイは、美歌さんと二人でパスタを分け合う。


 窓側の椅子には美歌さんが座っていて、真向かいにアタイは座っている。


 窓側の椅子は小設計を考慮されていて、窓側は全て長椅子だ。


 その長椅子は、物を収容できるようになっていて、蓋を開けると色々な小物をいれられるようになっている。


「美歌さん……」


「なに? シェンリュちゃん」


「アタイの、髪、その……本当にありがとうね」


「ううん、気にしないでいいよ。私もここに来てからそんなに長くないから……」


「そうなの? いつから九龍城国に来たの?」


「うん、まだ半年ぐらいなんだ!」


「本当? どうせだったら、スマートコンタクトレンズのID交換しない?」


「え? いいの?」


「もちろん、アタイも銅龍省の方には知り合いが少ないから、交換しようよ」


「いいよ、分かった。あとでID送るよ」


「だったら、馴れ馴れしいかもしれないけれど、美歌って呼んでもいい?」


「いいよ!! じゃ私はシェンリュだね」


「うん、ありがとう」


 その時だ、美歌が座っている長椅子からゴトリと物音がする。


 アタイもだけど、美歌も驚いた。


「え!! なに? この椅子!!」


 その後「ぐ~~きゅるる~~」とお腹の音らしきものが鳴る。


 アタイは、合計6匹の猫ちゃんがいるかどうかすぐに確認した。


 マンチカンのめんち、シャムネコのちーちゃん、三毛猫のノブユキ


 ペルシャのジョイ、エキゾチックショートヘアの東風トンフォン


 ドラゴンリーのブルース。


 全ネコいる。


 じゃあ、いったいその木製の長椅子の中には何が入っているのだろうか?


 美歌が立ち上がったので、アタイは勇気を振り絞ってその長椅子の蓋をひっくり返した。


 なんと、そこには美少女が入っていた。


 髪は青く、ツインテールをしていて、いつも表情が乏しく、口をまん丸く開けていて、


 ルェイジーと絡んでいることが多い少女。


 朱雀部隊のリームォちゃんが、仰向けになったまま入っていた……。


「……おにゃかしゅいたー」


「リ、リームォちゃん、何やってるのよ」


「……おにゃかしゅいたー」


 美歌はアタイを見つめる。


「……知り合いなの?」


 アタイは、おでこを掻きながら一言。


「うーんと、同僚?」


「カワイイ同僚さんね!」


「う、うん。とりあえず、箱から出そう」


 美歌の隣にリームォちゃんは、座っている。


 店長からもらったトマトソースパスタを頬張る。


「もぐもぐ、おいちい」


「んで、どういうことなの?」


「マーメイおねーたまとぉ、けんかしたゃ……」


「帰れば? マーメイ小隊長も心配してるでしょ?」


「いやぁじゃ……」


 アタイはスマートコンタクトレンズで連絡をとろうと、脳内で指令を出す。


 ずっとかけっぱなしになっているが、出ない。


「あ、もしかして、スマートコンタクトレンズ外したまま外出したの?」


 銀龍ターレンの指示では、スマートコンタクトレンズは欠かさずつけておけとは言われているが、「チャイナガールズ!!」も人間だ。


 たまに忘れてしまうときがある。


「うーん、まあしょうがないわね……」


 アタイは、胸の下で両腕を組んだ。


 どうしようかしら? と、考えていたが、店長が口を開いた。


「リームォちゃん、とりあえずここにいるでちゅ!! 今日の売り上げの計算もあるし、私が面倒みるでちゅ!!」


 それも悪いので、アタイは席を立ちあがった。


「店長さんにも迷惑かけられないから、アタイはとりあえずマーメイさんの自宅に向かいます」


 アタイはメイド服から緑色のチャイナドレスに着替え、銅龍省のメインストリートに向かって行った。


 そのあと、公園でマーメイさんをたまたま見つけて、店長に連絡しそのまま帰ったのだった。


 ♪ ♪ ♪


 次の日。


 アタイは朝から「猫猫喫茶」の扉に入る。


 なぜか、青髪ツインテールの女の子がアタイの前にいた。


 しかも赤いメイド服だ。


 猫耳カチューシャは、無表情の女の子にもされている。


 無表情だが、猫耳は立っている。


 どうやら上機嫌のようだ。


「おはにょう、ごじゃいましゅ、ごちゅじんちゃま……」


 そして、隣には綾さんもいて、銀龍ターレンもいる。


 アタイは即座に銀龍ターレンをロックオン!!


 銀龍ターレンの目の前で彼女を見下ろす。


「ターレン!! どういうことですか!! メイドなんて一言もいっていなかったじゃないですか!!」


 銀龍ターレンは、中国扇子を広げ、口元を隠して目尻を落としている。


「悪りぃ悪りぃ。シェンリュさんじゃあ絶対断られると思ったからよぉ。

昨日はよい働きだったぁみてぇじゃねぇかよぉ。テメェさん、接客の才能あるぜ?」


「もう~~!!」


 銀龍ターレンとアタイとの関係はいつもこんな感じだ。


 何か良い話があると、必ず裏をかかれる。


 でも、美歌さんとも知り合えたし、ま、いっか……。って、なっちゃうんだよねぇ。


 だけど……なぜリームォちゃんがなぜいるのか、アタイにはさっぱりだった……。


 そして、アタイを見上げながら、ツインテールの女の子はたどたどしい言葉をひたすら繰り返すのみだったのだ。


「おはにょう、ごじゃいましゅ、ごちゅじんちゃま……」



クロスオーバーは、一旦落ち着きます。


通常運用に戻りますが、話が繋がっているので明日も読んでね!!


-------------------------------------------------------------

・猫猫喫茶について。


猫猫と書いて「にゃんにゃん」とよむ。

メイド喫茶と猫カフェが合体しているお店。

プロデューサーは、ハミルトン綾がプロデュースした。

メイド喫茶の恰好は、メイドの恰好をしている女の子に、猫耳カチューシャがついている。

猫耳カチューシャは、脳波を読み取り、マンチカンの耳のように垂れたり、立ったりしている。

そのため、喜ぶと立って、恥ずかしがったり悲しむと耳が下がる。

全員、スマートコンタクトレンズは着用の為、店員がドライアイではないことと、小柄な身長であることが条件。

それと、13歳から18歳ぐらいまでの女性しか採用しない。

猫は、子猫から成人猫までいる。

マンチカンから始まり、シャムネコ、三毛猫、マンチカン、ペルシャ、エキゾチックショートヘアなどなど、色々な猫たちがいる。

猫ちゃんは総勢6匹。

あまりにも多すぎると、彼女たちも目立たなくなるので、ハミルトン綾が絶妙な設定にしている。

時給は、年齢制限も狭いので、1000クーロンドルから1500クーロンドルに設定している。

人気の度合い、お客さんからのご指名などが多ければ、自給もアップするように設定している。

店長の 梦想メンシャンも、カワイイ店長過ぎてちょっとした有名人。

とても、ホワイトバイトなのだ。





各猫ちゃんの設定は以下になります。



マンチカン

名前 めんち

性別 メス

性格 名付け親はショコラちゃん。

   小説シュガープロジェクトの作者様から名前をお借りました。

   ありがとうございます。

   9か月の子猫。大変陽気で好奇心が強く遊び好き。

   人や同居の他のペットとも上手に接する。

   足は短い。ちょっと、上品な感じの雰囲気の仕草がある。

鳴き声 ニャア、ニャア 



シャムネコ

名前 ちーちゃん

性別 オス

性格 3歳のオス。

   チョコレート色の毛並みに、サファイアブルーの瞳。

   あまり動かない。たまに見るとしょっちゅう、寝ている。

   半分目を開けながら寝るクセがあるので、ちょっと間抜けに見える。

鳴き声 ミャオ、ミャオ



三毛猫

名前 ノブユキ

性別 オス

性格 9か月の子猫。茶色い島縞模様の子猫。超やんちゃざかりで、落ち着きがない。

   爪を出しながら、猫じゃらしに向けて必ず二発パンチを出す。

   名付け親は越川美歌。以前いた世界の知り合いらしいが……。

   東風先生の「うたてん」もよろしくね!!

鳴き声 ミーミー



ペルシャ

名前 ジョイ

性別 メス

性格 4歳のメス。非常にお高くとまっているような感じの猫。

   女好き。なぜか銀龍が大好き。

   猫版金龍という雰囲気をしている。

   キリリとした、美人猫。

鳴き声 みゃぁ、みゃぁ



エキゾチックショートヘア

名前トンフォン 東風雲雀インシュエ

性別 オス

性格 4歳のオス。穏やかだが、メチャクチャな所に上るクセがあるが、降りられなくなるときもある。

   その時は、店長の胸元に寄ってきたりなど、店長の事が大好き。

   シルバーの色をしている。

鳴き声 にゃごにゃご~



ドラゴンリー(リー・ハウ・マオ(Li Hua Mao「狸花猫」)

名前 ブルース

性別 オス

性格 なぜか、リームォと意気投合する。リームォの頭が気持ち良いらしい。

   ドラゴンリーは三角のお耳に丸いお顔、がっちりとした体格、

   被毛はブラウンのキジトラ猫のような縞模様をしています。

   独特な動きをするため、ブルースリーのような「クンフー」ならぬ「ニャンフー」が扱える。

鳴き声 にゃおっにゃあぁあああ!!(ほわっちゃぁあああ!!)




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