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亜人公女物語 ~猫耳の公女、モノリス~  作者: mafork(真安 一)『目覚まし』書籍化&コミカライズ!
第4章 帝都ヴィエナ

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4-15:暗転

「亜人公女、シモーネ・モノリス、前へ!」


 踏み出した一歩は、思いの外に軽かった。

 石造りの、見事な大広間である。装飾の豪華さに、モノはくらくらしそうだった。


(す、すごい……)


 靴が真っ赤な絨毯を踏みしめる。見事な調度に、視線が泳いだ。

 天井まである大きな暖炉。金文様の飾り棚。掲げられた剣や盾は、建国の武威を示す仕掛けという。部屋全体が明るいのは、壁際に配された何枚もの鏡が、光を弾いているからだ。


「フリューゲル公爵領、推定相続人筆頭――」


 呼び出す声は続いている。

 進む先で、今上陛下ヴィルヘルム五世が玉座に背を預けていた。大きな冠と、緑色のローブで、その体は密会の時よりも何倍も大きく見えた。

 王太子マティアスも、玉座の陰に隠れるようにして、出席していた。


「ウォレス自治区、フランシスカ修道会による身分の保証がなされております。公女は『異民族閉め出し令』の例外として取り扱われるよう、よろしくお取り計らいを!」


 大柄な男性が、玉座の近くでさっきから声を張り上げていた。猫耳が伏せってしまうほどの、大声なのである。


「モノ、さぁ。侍従長(じじゅうちょう)の声が続く内に、歩くんだ」


 小物入れの中から、兄が急かす。

 赤絨毯の道には、大勢が詰めかけている。


(えっと……)


 とても簡単に理解すると、絨毯の左側は、モノを支持する人々だ。フランシスカやヘルマンは、こちら側となる。サザンで見た顔も、ちらほらとあった。

 右側は、その反対だ。着飾った姿は同じだが、モノを見つめる顔は険しい。


(来なければいいのに)


 唇を尖らせてみても、言葉が届くはずもない。

 なにより、兄や姉から言い含められたことによれば、多くの貴族を呼ぶということが重要らしい。

 聖堂で皇帝との面会は済ませたが、あくまでも密談という形式だった。こうして大勢の貴族の前で話して、初めてモノは皇帝に認められたことになる。いわば、集まった貴族は、亜人の公女の証人になるというわけだった。


「緊張するのも仕方ない。でも、皇帝の御前だ。何もしやしないさ」

「わ、分かってます……!」


 オットーを小物入れに押し込んで、モノは絨毯を進んだ。

 褐色の肌と、獣のしるしを、小さく罵る声もあった。猫耳は勝手にぴくぴく動いて、不愉快な声まで拾ってしまう。


「つ、謹んで、玉体に申し上げます」


 モノは玉座に近づき、膝をつく。囁き声もなくなった。


「南では、私達の家族や、普通の人が、襲われています」


 跪いた姿勢のままで、お腹に力を込めるのは難しい。それでもモノは、届いていると信じることにした。


「帝都の人々も、亜人を恐れないことを望んでいます。だからこそ、陛下、聞いてもらいたいことが……」


 いいえ、とモノは口を結んだ。


「宮廷に知ってもらいたいことが、あるんです」


 言い切ってしまうと、静寂が訪れる。自分の心臓の鼓動さえ、聞こえそうだ。


「すでに、忠言は聞いた。この場にも、十分に届く形でな」


 皇帝が口を開いた。病をおしているとは、とても思えない。部屋全体に、威厳に満ちた声が渡っていく。

 玉座の位置は、数段高くなっている。だからだろうか、モノは自分が、天から声を受けているような気になった。


「皆の者、さぁ、耳を澄ますがよい。それだけで、十分ではないか?」


 公女の猫耳にかけて。

 言葉は、まだ帝都で繰り返されていた。絶えたと思っても、思い出したように、聞こえてくるのだ。響き方からして、建物の屋根に乗って声を張り上げている人さえいよう。


「大儀であった」


 皇帝は白髭で覆われた顎をなでたようだ。


「我々の耳でも、十分に聞こえる。お前の耳なら、当然、聞こえていような」


 苦笑とも失笑ともつかない声が、さざ波のように広がった。頬がかっと熱くなった。


「は、はい。お互いに」


 オットーが驚いたようだったが、モノは勝手に喋ってしまった。


「もっと、知り合うことができたら、素敵だと思います」


 再び、失笑とざわめきが満ちた。


「亜人が何を」

「フリューゲル家は、騙されているのではないか?」

「獣は、獣だと……!」


 皇帝が、ぴしゃりと玉座を叩く。静粛に、と侍従長の声が飛んだ。


「して。褒美に、何が欲しい」


 喉が渇く。自分の意思で言ったことで、緊張感が増していた。

 モノは唇を舌で湿してから、顔を上げた。


「今、南では戦いが起きています。どうか、共に戦う援軍を、送ってください」


 モノは皇帝を見つめた。侍従長は目を伏せたままだ。王太子は気弱な眼差しで、モノと皇帝の間で迷っている。

 皇帝ヴィルヘルム五世だけが、会心の笑みだった。


「よきかな」


 どよめきが走った。


「援軍を出して進ぜよう。進発の準備を、させよ」


 皇帝の一声は、亜人を助けるという意味で、数十年にわたる排斥の終わりを示していた。

 皇帝が、指で一つ合図を出す。王太子が段を降り、猫の紋章が入ったメダルを、モノに差し出した。


「取るがいい」

「……え?」


 王太子は面食らったようだ。


「分からぬか、いいから取れ」


 モノはメダルを受け取る。指が触れ合うと、王太子は慌てて手を引っ込めた。見つめ返すと、目を逸らされてしまう。


「フリューゲルは公爵領。相続人に、爵位(、、)があっても大過はあるまい」


 皇帝の声で、ようやくモノは仕掛けに気づいた。受け取ったメダルは、少し前に、モノが選ばされた紋章だった。


「宮廷では、『女伯』を名乗るとよい」



     ◆



 フランシスカは、ゆっくりと息を吐き出した。

 肩の力を抜くと、どっと疲れが襲ってきた。自分はこんなにも緊張していたのかと、苦笑してしまう。


「うまくやりましたな」


 ヘルマンがそっと囁いた。

 モノが歩いた絨毯を挟んで、異民族閉め出し令の撤廃や、南部への援軍に否定的な貴族がフランシスカをにらんできた。

 口元を引きつらせて、微笑の気配を漂わせる。勝った者の笑みだった。


「ええ、これで峠を越しました」


 つまり、演出だった。公女モノリスは宮廷を堂々と歩き、皇帝陛下に面会した。

 皇帝とは、国そのものとも言える存在だ。聖ゲール帝国という国家が、亜人公女を承認したというわけだった。


(それにしても)


 フランシスカは、モノの後ろ姿を見つめる。

 モノの公女ぶりには改善の余地があった。というより、ひどいものだった。

 入ってくる時の一礼もやらなかったし、絨毯を歩くときもきょろきょろとよそ見していた。運動神経がいいためか、姿勢には合格点が出せるのだが、基本的に緊張感が欠けていた。

 特に、皇帝が許す前に勝手に顔を上げるのは、後でよほど言い聞かせなければ直らないかもしれない。


「もう少し練習が必要ね」


 感想は、誰でも同じらしい。フランシスカが見上げると、隣に長身の姉が立っていた。

 念を入れてか、まだ地味なローブをまとっている。

 ただし、仮面は外していた。素顔を隠さなければならない段階は、過ぎたということだ。豊かな銀髪と、艶やかな口元が、フードから覗いている。


「……妹はよくやりました」

「そ。あなたも褒めてあげる」


 頭に伸びる手を、払った。


「帽子が邪魔ね」

「たとえ無くても、やめてください。威厳を失います」


 錫杖の端で、長女の足を遠ざける。

 新しい声がかかるまで、フランシスカは長女のちょっかいと戦わねばならなかった。


「これは、ご婦人方」


 謁見を準備した、もう一人の暗躍者がやってきた。


「ロッソウ」


 財務大臣は、頭を下げる。帽子を取り、後ろに流した金髪をなでた。


「すべて順調というわけですな」


 フランシスカは眉をひそめていた。確かに完璧な進行だった。が、それは不気味さと一体だ。


「……準備がいいですね」

「ああ、叙爵の件ですか」


 ロッソウは肩をすくめた。


「一応、調べさせていただきました。相続権者を名乗るのであれば、先代が存命時の爵位を拝借するのが、より自然でしょうから」


 モノが皇帝から任ぜられた女伯とは、貴族の階級を示す『爵位』の一つだった。

 一騎士から始まり、帝国の貴族には序列がある。フリューゲル家の公爵は、その最上位だ。治める領地が広い分だけ、付帯的にさまざまな肩書を得ることになる。必然、有力な貴族は、複数の爵位を持つのが常だった。

 皇帝は、先代フリューゲル公爵が持っていた爵位の一つを、モノに与えたというわけだった。


「フランシスカ様。あなたにとっても好都合でしょう」


 これには、頷くほかない。

 爵位に幻惑される宮廷の住人は、まだいくらでもいるのだから。宮廷の階級に取り込まれたという意味では、必ずしもメリットだけではないのだが。


「……で、あなたの取り分は?」


 イザベラが核心を突いた。


「はは、話が早い」

「これで貸しを作ったとは思わないことですね」

「妹君は手厳しい」


 ロッソウは困ったように笑った。思わず許してしまいそうになる笑顔だったが、これがこの手の人種の怖さだった。人懐こさと、突き放す冷淡さを、いつだって備えている。

 現に、ぎょろりと大きな目が、姉妹の間を行き来した。


「ところで」


 議事は、すでに侍従長による説明に移っている。


「オットー様は?」


 会話に微妙な間が生まれた。フランシスカは首を傾げた。


「まだ、喪に服していますが?」


 オットーの立場は、そういうことになっている。ネズミの体に魂を宿し、今もモノを支えているのは秘密だった。


「なんと。この晴れ舞台に」

「仕方がありませんね。喪に服すことは、貴族の義務でもあります。長兄が戦場にある以上、次兄がそれを代わらなければなりませんから」


 フランシスカは流れるような説明をした。類似の事例、具体的な期間。


「なるほど」


 ロッソウは、そもそも信じる気がないようだった。


「『喪に服す』とは、政敵から逃げ回るときの常套手段でもありますな」


 何気ない呟き。少し張り詰めた空気を、大臣は諧謔(かいぎゃく)で自ら崩しにいった。


「これは、申し訳ない。近頃、思ったことが口に出るのです。お若い二人には分からないでしょうが、加齢とはまずいものですな」


 大臣は苦笑した。

 イザベラはそつのない追従の笑みで応じる。フランシスカは大仕事の疲れもあり、無言で頷くことが精一杯だった。


「フランシスカ様」


 ヘルマンが助け船を出した。


「そろそろ、面会も終わります」

「えっ」

「馬車は、どちらの門に付けますか?」


 何気ない質問は、家令なりの気遣いらしい。老戦士の瞳は、フランシスカを労わっていた。お疲れなら、無理に相手をすることはありません、と。


「確かに、長居をしすぎたようですな」


 ロッソウはあっさりと退いた。


「長々と失礼を。くれぐれも、お気をつけください」


 ロッソウは踵を返す。

 不意に、フランシスカは胸騒ぎを覚えた。帝都に入り、長い時間を調べ物に当てていた。モノリスは皇帝に面会したが、どうしても解けていない謎がある。


「一つ」


 フランシスカは、錫杖を突いた。


「お聞きしても」

「はい?」

「見えざる黒い星について、何か覚えは?」


 ちょっとした冒険だった。

 イザベラも目を細くした。フリューゲル家の婦人達は、全神経を投じてロッソウの反応を探る。

 黒い星とは、帝都に潜む亜人達のしるしだった。

 答を期待しての問いではない。大勢の前で、帝国の秘密を口にされれば、ロッソウはなんらかの反応を示すと期待したのだ。

 しかし、大臣は眉間にしわを寄せただけだった。


「……黒い星、ですか?」

「はい」

「黒星騎兵と同じく、自警団が、そのしるしを掲げてはいるようですが……」


 はぐらかしや、誤魔化しではない。純粋な困惑を感じて、フランシスカは安堵と不安を、同時に感じた。


(ロッソウは、黒星を――地下の亜人を、知らない)


 胸騒ぎとは、それだった。

 ロッソウとの会談は、完全な密談だった。知っていたとすれば、地下にいる亜人達の話が出ないのは不自然だ。この話を抜きにして、亜人との今後を語ることはできない。

 とすれば。帝都で暗躍していた、黒星の自警団は誰が組織したのだろうか。


(ロッソウでは、ない――?)


 地下の亜人のことを知らないならば、自警団を組織したとしても、わざわざ黒星のしるしを彼らに与えない気がした。

 疑問は、ついに解けないままとなった。


「では、私はこれで」


 ロッソウはフリューゲル家の家族を離れると、謁見場を後にする。

 入れ違いに、テオドールがフランシスカの側へやってきた。

 亜人とすれ違っても、やはりロッソウは何も気づかなかった。



     ◆



(これで、帝国は次の代へ進むか)


 ロッソウは廊下を進む。護衛に数名を伴い、足音が人数の分だけ響いていた。

 夏の日はまだ高い。仕事に戻る前に、庭園を歩くのも一興かも知れない。

 いつもは散歩の時間まで定刻を決めているのだが、これだけの事件があったため、砂時計を持ってきてはいなかった。


「どちらへ?」

「執務室だ」


 部屋に戻り、ロッソウは椅子にかける。まずやるべきことは、砂時計をひっくり返すことだった。

 目を閉じると、さらさら、と時が流れていく音が聞こえる。


(時間は、戻らない)


 全ては変わってしまった。

 ロッソウは先代フリューゲル公爵の紹介で、宮廷へ入った。官僚としての立場を固めるにつれ、恩のある公爵との考えには、隔たりが生まれた。


「亜人との協調か……」


 やれるわけがない。そう思って、当時は話に乗らなかった。

 決して、私心だけで裏切ったのではない。大臣としての責務が、公爵家と道を分けたのだ。裏切ったことを、悔いても、恥じてもいない。フリューゲル家が政敵となった以上、再起不能にしなければならなかった。

 亜人公女の実物を見た今も、成功には懐疑的である。


(亡きフリューゲル公爵が、亜人との協調を望んだのは)


 ふと、面白い考えが浮かんだ。


(亜人の娘を持ったからではないか?)


 だとすれば、これは数十年来の両親の思いが、やっと実ったとも言える。

 ロッソウは笑った。もはや確かめようがない。死者との和解は叶わない。だからこそ勝手な想像として、喉を鳴らす糧になる。


(しばらくは、公女に、協力してみるか)


 亜人公女は、みんなでやる、と言った。その中に一度裏切った者が入っても、面白いかもしれない。

 まっすぐな翡翠色の瞳が、どんな未来を映すにしろ、聖ゲール帝国の宮廷はしばらく彼女を中心に回るだろう。


「大臣?」


 護衛が、気遣わしげに声をかける。それが、途中で途絶えた。

 ロッソウは、奇妙な風が起きたのを感じた。


「どうした」


 目を開けたとき、ロッソウは息を呑んだ。

 部屋に、黒衣を羽織った数名がいる。一瞬、己の護衛と間違えた。実際、部屋にいる人数は同じなのである。

 人数が増えた分だけ、床に死体が増えていた。


「印証を」


 掠れたゲール語には、独特のなまりがあった。発声は、老人のそれである。


「いただきたい」


 目的だけを、最初に告げられた。


「印証を、いただきたい」


 財務大臣の、印証のことだった。重要な書類などに押す印章は、各大臣に一つだけ定められている。

 ロッソウのそれは、財務大臣を示す『天秤』だった。皇帝の署名ほどの効力はないが、封蝋に押せば、紛れもない財務大臣の書類として通る。


「お前は……」


 言う前に、喉を捕まれた。声を出せない間に、他の人間が机を開き、中を改めていく。

 驚くべきは、ほとんど音がしないことだ。手際もいい。裏の仕事に、手馴れていた。


(刺客か)


 考えなかったわけではない。ロッソウ自身も、サザンのフリューゲル家に刺客を放ったことがある。

 だからこそ、備えた。常に護衛を伴って動いていた。

 違えていたのは、襲撃者の人種だった。

 ローブの隙間に、光る目と、褐色の肌を認めて、ロッソウは呻いた。


「亜……人……だと?」

「大臣」


 一人が、言った。ローブには黒星のしるしがある。

 亜人の身体能力は、ゲール人を圧倒している。音もなく部下が倒されたのは、闇に潜む相手に、不意を突かれたからだった。

 ロッソウにとっても、およそ半世紀ぶりに見た、実物の亜人である。


(いかん)


 音が遠くなっていく。頭を働かせることで、ロッソウは辛うじて意識を繋いだ。


(黒星、騎兵……?)


 一人が、確かにそう言った。ロッソウは悟る。


(その印証で、黒星騎兵を、もう一度動かすつもりか?)


 一度、ロッソウも参加した企てだった。黒星騎兵という聖教府の騎兵部隊に、ウォレス自治区を襲わせた。費用、準備を決裁するために、財務大臣の印証を用いていた。


(なぜ、今さら……?)


 皇帝は、南部に増援を派遣するという。恐らくは、騎士、つまり騎兵だろう。そこに、聖教府の騎兵を混ぜるということは――。

 これ以上は、何も考えられなかった。

 空気を求めて、口の中で舌がもつれた。

 足が宙に浮く。華美なはずの天井は、すでに漆黒の闇となっていた。


「我らの父君に」


 声は高揚していた。


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