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しるし(詩集)

ひとりよがりだから

作者: さゆみ


ゆびさきは すっかり薄紫に そめあがって あたりを しずかに みまわした


そこにいるテディベアを そっと だけば ころころと なきやんで 薄紫になる


バスタブのなかで さらりと ゆびをまわせば みずは からからと おちて 薄紫になる


かたいテレビに がくんと つめをたてれば かどが ほろほろと けずられ 薄紫になる


薄紫が ふえるたび わたしは いやしを いただいて えんしょうは しずまってゆく


わたしは ゆびさきだけしか 薄紫に なれない


ゆびさきは こんなにも ゆるぎない ゆめとつやで あふれているというのに


たりない ようそが しきそが わたしが わたしを こばみつづける


すっぽり薄紫に つつまれていたい


いえ ほんとうは 薄紫に わたしの いのちを さしあげてしまいたい


わたしは薄紫になりたい


薄紫に だきしめられて ゆびさきだけの薄紫が ふるえている









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― 新着の感想 ―
[良い点] 想像力←ヤバすぎですって(*´∀`)♪ 素敵な詩をありがとうございました。 壇雛 [気になる点] 無い無い無い無い…… 無いよ〜〜〜っ(笑) (* ̄∇ ̄*) ここに書くのは失礼…
2013/06/11 13:05 退会済み
管理
[一言] おはようございます! 私も薄紫になりたくなっちゃいました(^ ^) 素敵な作品ですね。
2013/06/11 10:20 退会済み
管理
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