劣等生…ある事以外
不意に書きたくなって書きました…不自然な所しか有りませんがお楽しみ下さい。
この世界は変わってる…例を上げるなら魔法と科学が存在する事その他にも天使や悪魔や精霊に魔物果ては神さえ目視できる事のできる世界だ。
そんな世界の中俺は第二の生を受けた…勿論神様のせいじゃない…普通に輪廻でこの世界に産まれた…しかも前世の記憶と技能と一緒に…。
そんな俺の名は足軽─ちなみに前世の名だ─はある家族の中産まれた。その家族を俺を覗けばこう言えるだろう…天才と…父は宇宙の侵略者を倒した英雄母はかつて存在した魔王を倒した女勇者…そしてそんな親から産まれたのは俺(劣等品)と妹(天才)だ…この世界には魔法は血に依存する…ここまでは分かるのだが何故か科学も血に依存する。また例を上げるが使える機械が血によって決まるのだ…俺の場合は自動拳銃まで…ここまでは使えるのに9年の歳月を掛けた…だが妹は五才の時には戦闘用ロボットを使える程だった。
魔法も俺は使えない…なのに妹は六才になる頃にはすべての魔法を使える程の実力者になっていた。
英雄の父勇者の母その両方から才能を貰えなかった俺と貰えた妹…そんな家族の中俺の立場は最悪だ、両親からは息子と見て貰えず妹から見下されて回りからは劣等品と呼ばれる毎日…足軽じゃなかったら壊れてるだろう毎日を15年間続いた…いや今も続いてる。
俺は今17になる学生だ…今は学校に歩いている。
回りは白い目でこちらを見ているが気にしない…何か言ってるようだがイヤホンで音楽を聞いてるので聞こえない…俺は遅刻しない程度に歩いている。
俺の通ってる学校フロンティア冒険学校は新しい冒険者を育成するために作られた冒険者学校だ…五ヶ国ある国に一つある学校の一つらしい。
俺はS~Eあるクラスの中で唯一Eクラスだ、クラスメイトはいない俺だけがいるクラスだ。クラスはランク制でS・A・B・C・D・Eと上から施設及び配給が良くなっている。俺には無いけど…勿論個人だけだが上のクラスに戦いを挑み勝利するとランクアップする(クラスのことをランクと言う)負ければランクダウンすると言う仕組みだ。俺にはランクアップする権限も無いけど…勿論先生もいない…毎日自習が当たり前…しかも強制的に冒険者になる事を義務化されている…簡単な話死ねと言われている訳だ。
俺は学校敷地内に入るとある木に向かう…校舎裏に生えてる隠れ昼寝スポットだ…この学校に入って早2年俺はいつもここで寝て過ごす…どうせ教室に居ても意味が無いからだ。
俺は曲がり角を曲がるとそこには枯れ木しかなかった…今は夏だそれにいつも枯れないように面倒を見ていたのに昼寝スポットの有った場所に枯れ木が生えている。
近くに紙が落ちていた…『お前に昼寝する権限も無い』と妹の字で書かれていた。
内心死ねと思いながら紙をちぎる。
あの後仕方がなく教室に行くと予想道理妹がいた。いつも嫌がらせをするとEクラスに居る…無視するとひどい目に合うので仕方がなく教室に行くしかない。
「どうだった?憩いの場所失って?」
くだらない…いつも妹の言葉を聞くと思う。
「知ってる…」
その後も何か言ってるが俺は泣いたフリをしながら無視をする。泣いたフリをすると妹は早々と帰ってくれるからだ。
妹は何を満足したのか自分のクラスSクラスに帰って行った。
俺は床に横になり…そろそろ来るかな…と数日後に来る事件を予想している。
何でも隣国の盗賊団がこの国に来てるらしい…しかも隣国で冒険者学校を襲ったらしい。
そんな噂はこの国に俺しか知らない…まず冒険者学校が襲われた情報は隣国さえもしならい…俺が知ってるのはたまたま隣国に出掛けた時にある事を試しに行った時たまたま知った事だ…予想では襲うだろうが予想でしかない、そう思いながら俺は眠りについた。
不意に目が覚めた…予想より早いな…と思いながら俺は武器の点検をする。
(何であるか知らんが)サバイバルナイフ一つモーゼルc962つに弾薬が百発と…いけるな…とりあえず気付かれないように……。
俺は銃をホルスターにナイフを鞘にいれ…屋上に向かった。
<屋上>
俺が屋上に着くとちょうど今盗賊団が侵入してこようとしてきた所だ。
なんて呑気考えていると後ろから爆発音が聞こえた…後ろを向くと魔物達が流れこんで来た。
なるほどこれで障害を減らす訳か…この感じでは生徒も戦闘に駆り出されるな…まぁ俺は見物してるけど…。
<十分後>
あの後予想道生徒達も戦闘に駆り出された…だが面白いようにSクラスの奴等が死んでいく…それもそうだ…普段実戦授業では基本的に怪物としか戦ってない、模擬もするだろうが所詮は模擬だ…実戦には劣る。おっ!!残り一人に成ったSクラス奴しかも妹様じゃねえか。
そんな感じで見てると妹と目があった。かなりヤバイようだ…助けてって言ってるし…興がのった。
内心元々こうするつもりだったしなんて考えながらモーゼルc96を構える。
久しぶり使うな…なんて考えながらトリガーを引く。
【スキル:完璧射撃】発動
両手に一発ずつ撃つと妹の近くにいた盗賊団の頭が爆発する…妹様は何が起きてるかわからんようだ。
俺はと言うとモーゼルc96で校庭にいる盗賊団の頭を消し飛ばしている。そろそろかな…後ろから足音が聞こえる。俺はすぐに屋上から降りる。
【スキル:着地】発動
地面に着くと同時に屋上から爆発音がする。
妹が近づいて来る…俺はそのまま銃を構え…引き金を引く。
【スキル:完璧射撃】発動
見事に妹様………………………………………………………の後ろの盗賊を撃ち抜く。
何かしりもちしてるけどどうでもいいや…俺は回りの盗賊団の相手をする。
【スキル:完璧射撃+射撃台風】発動
俺は回転しながら回りの盗賊達の命を刈り取る。
数秒で校庭にいる盗賊団を蹴散らす事が出来た。
俺は後ろで腰を抜かしてる妹様に近づいてこんな冗談を言った。
「Sクラス盗賊団に殺されて全滅か…」
俺は銃口を妹に向けながら続ける。
「だからお前が死んでも問題ないよな」
妹はひぃぃと可愛くもない声を上げる…とっさに俺は銃口の向きを変え盗賊の心臓を撃ち抜く。
「ハハハ…冗談…冗談かもな」
俺は笑顔で言った。妹にはどう写ったかはわからんがな…。
結果だけを言おう…生き残ったのは俺と妹だけだった…殆ど奴等は魔物に殺され残りは盗賊団に殺されたようだ…今回の感想は魔物使い(モンスターテイマー)うざいなと言う感じだ。
まぁ殆ど魔物と盗賊団全ては俺が始末したけど…。
これでこの学校の日記を書くのも終わりだ…最後に俺がスキルと読んでる物について書こう。
スキルとは自発的におこる魔法みたいな物だ…俺はそのスキルで殺し(キル)系統のスキルしか持っておらず。本気で殺り会えば相手を殺しかねない…だから演じたんだ…。
「劣等生をね」
ある伝説上の殺し屋の最初の日記
人気が出れば続編書きます…。
ヒ「人気が出ればなのかよ」