私は私らしく生きたい
初めまして。
こちらで投稿するのは初めてです。
オリジナルの短い小説ですが読んでもらえるとうれしいです。
小さい頃から両親から人に迷惑をかけないいい子でいるようにといつも言われ続けていた。
だからどんなときもいい子を演じ続けてきた。
友だちには優柔不断だねと皮肉なことを言われ傷つくこともあった。
でも小さい頃から身についたことはそう簡単に変えることはできなかった。
だからいつも周りが私のことをどう思っているか気になってしょうがなかった。
自分の感情を抑え続ける中、周りで自分の意見をはっきり言える環境である人って羨ましい。そんな気持ちも抱いていた。
いつか私にもそんな日がくることを願いながら毎日を過ごしてきた。
そんなある日転機が訪れた。
社会人になり尊敬する先輩に出会った。
先輩はなぜか私が何も言わなくても今何を考えているのかが分かる。
私にとっては唯一の良き理解者であった。
私は意を決して先輩に今までのことを話してみることにした。
心の中ではそう思いながらも先輩に話をしたところで理解してもらえるだろうか。
確かに先輩は良き理解者である。
しかも今までで私が出会ったことがない素晴らしい人。悩んでいても仕方ない。一度話してみよう。
次の日。先輩に時間を作ってもらい話を聞いてもらうことにした。
先輩は何も言わず黙って話を聞いてくれていた。
そして私が話し終わった後にこう言った。
「誰が何と言おうと自分は自分らしくでいいんじゃない。始めは難しいかもしれない。でもそうしていくうちにきっとあなた自身が変わっていけるはずよ」
いつも思っていた。私らしく生きていきたいと。
でも良い子を演じるためには自分の感情を出し過ぎると相手が不快に思うのではないか。
そんな思いが強すぎていつも感情を抑えていた。
先輩が肯定してくれたことにより私の気持ちが晴れてこれからは私らしく、でも周りに迷惑はかけないようにしていきたい。そう思えるようになった。
それからは私らしく振る舞うようになった。
今までと違う自分に周りがどんな反応をするか不安だったが以前よりもより近い存在になれた気がする。
私はそれがとても嬉しかった。
両親も随分と変わった。
私の表情が明るくなり元気になったからだ。
これからは私は私らしく生きていきたいと思う。
読んでいただきありがとうございました。
まだまだ未熟ものですが頑張りたいと思っています。
沢山の素敵な作品を書かれている書き手さんたちみたいに書けるようになりたいです。
ありがとうございました。




