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死なない妹‥殺したい僕‥  作者: 百合香


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4/5

第4話 何者

 僕は‥慌てふためきながら、大きい中庭の穴に真っ赤に染まりきった妹を埋めた。確かに見た。妹は土にまみれて、地面に沈んでいった。


 もうこれで、大丈夫だ。僕の秘密は守られたし。それを知ってしまった妹もいない。大丈夫。大丈夫。大丈夫。


 心臓がまだバクバクと痛苦しいが、時期におさまるだろう。僕は冷静を装い、シャワーを浴びて2階の自分の部屋に戻った。ちなみに妹の部屋は隣で。


 お母さんとお父さんの部屋は3階にある。うちはちょっとした、お金持ちで家が広い。週末ともなれば、家政婦が掃除にやってくるほどだ。


 今日は広い家に僕一人だ、、、いや、、さっきまで二人だった。。


 



 ベッドに入るが興奮して寝れない。というか。

なぜ妹は3回とも無傷だったのか、今でも信じられない。幻だったのか。。殺す幻覚でもみて、実際には最後のアイスピックが本当だったのだろうか。


 もう分からないが。。。疲労が襲ってきてねむくなってきた。



 ギシッ‥‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥‥


 うん?なんの音だ。。。。


 ギシッ‥‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥‥‥


 誰かが階段を‥‥あがってきてる?‥‥


 ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥


 まさか。。嫌。嘘だ。そんなはずない


 ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥


 心臓がチクチクと痛くなってきた。


 死んだはず。死んだはず。死んだはず。

 埋めたはず。埋めたはず。埋めたはず。


 「ぅ‥ぉえっ」


 吐き気がこみあげてきた。。頭がクラクラする


 ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥


 やめろ!くるな!!やめろ!くるな!!


 ギシッ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


 ドアの前でとまった。


 「はぁー‥はぁー‥はぁー‥だ‥だれだ?」


 ギーーーーーーーーーーーーっ


 




 「おにぃちゃん‥‥‥」


 嘘だ。。妹だ。。。血も出ていない!!土ぼこりもついてない!キレイなままだ!!なぜだ!


 「どうしたの?ねぇー。。お腹空いたなーぁ。。お夜食つくってよ。。」



 僕は部屋から飛び出し‥階段をおりて、中庭に向かった。。




 おかしい‥おかしい‥おかしい‥おかしい‥


 中庭が綺麗だった。。穴から飛び出した形跡はなくて、穴を掘った跡もない。


 「嘘だぁ‥‥‥。」


 僕は力がぬけ‥‥ペタリと座りこんだ

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