第4話 何者
僕は‥慌てふためきながら、大きい中庭の穴に真っ赤に染まりきった妹を埋めた。確かに見た。妹は土にまみれて、地面に沈んでいった。
もうこれで、大丈夫だ。僕の秘密は守られたし。それを知ってしまった妹もいない。大丈夫。大丈夫。大丈夫。
心臓がまだバクバクと痛苦しいが、時期におさまるだろう。僕は冷静を装い、シャワーを浴びて2階の自分の部屋に戻った。ちなみに妹の部屋は隣で。
お母さんとお父さんの部屋は3階にある。うちはちょっとした、お金持ちで家が広い。週末ともなれば、家政婦が掃除にやってくるほどだ。
今日は広い家に僕一人だ、、、いや、、さっきまで二人だった。。
ベッドに入るが興奮して寝れない。というか。
なぜ妹は3回とも無傷だったのか、今でも信じられない。幻だったのか。。殺す幻覚でもみて、実際には最後のアイスピックが本当だったのだろうか。
もう分からないが。。。疲労が襲ってきてねむくなってきた。
ギシッ‥‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥‥
うん?なんの音だ。。。。
ギシッ‥‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥‥‥
誰かが階段を‥‥あがってきてる?‥‥
ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥‥
まさか。。嫌。嘘だ。そんなはずない
ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥‥
心臓がチクチクと痛くなってきた。
死んだはず。死んだはず。死んだはず。
埋めたはず。埋めたはず。埋めたはず。
「ぅ‥ぉえっ」
吐き気がこみあげてきた。。頭がクラクラする
ギシッ‥‥‥ギシッ‥‥‥‥
やめろ!くるな!!やめろ!くるな!!
ギシッ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ドアの前でとまった。
「はぁー‥はぁー‥はぁー‥だ‥だれだ?」
ギーーーーーーーーーーーーっ
「おにぃちゃん‥‥‥」
嘘だ。。妹だ。。。血も出ていない!!土ぼこりもついてない!キレイなままだ!!なぜだ!
「どうしたの?ねぇー。。お腹空いたなーぁ。。お夜食つくってよ。。」
僕は部屋から飛び出し‥階段をおりて、中庭に向かった。。
おかしい‥おかしい‥おかしい‥おかしい‥
中庭が綺麗だった。。穴から飛び出した形跡はなくて、穴を掘った跡もない。
「嘘だぁ‥‥‥。」
僕は力がぬけ‥‥ペタリと座りこんだ




