10章 ー06
「そうです。稚魚も、泳ぎが下手過ぎる稚魚だと食べられますので、自然淘汰が起こります」
そうやってその入れ物の大きさに合わせて生きていけるメグの量を調整してるかのように、数を減らす。
「孫にはそのままの自然を知ってもらう事にするわ」
グラナダ婦人の言葉に、第一王子にはもうお子さんがいる事を思い出す。
ではアルフレッド様は"叔父さん"なのね。
失礼だけど、笑っちゃいそう。
そのアルフレッド叔父様は、来てくれる方に下手に勘ぐられないようにと言って、屋敷の中にいる。
「小さくても大自然だな。私は外でオスメス混ぜて飼育するよ」
本当?!
男性の決断は早いのね!
男性は10匹飼いたいとの事だったので、容器の大きさや、水質維持の為に入れる赤玉土の量について説明した。
そうしたら「私も飼ってみようかしら?」と、あとの2人もメグを飼う事に!
メグ仲間いなかったから嬉しい!
お代は頂戴しておけとアルフレッド様に言われていたのでクッキー6枚分の値段でメグの引き渡しが決定した。
お父様がタダで苗を始め分けていたのが分かるわ。
自分が可愛がってきた物を大事にしてくれるだけで充分……。
正直、本当、お金を貰っても良いのか心配になるわ。
グラダナ婦人経由でお渡しする事になり、質問などの手紙も婦人を通す事となった。




