9章 ー07
「食べるわ」
でもメグって言われるとちょっと……。
周りの人もこっち見てなかった?
「他にも店があるから食い歩きしよう」
「食い歩き!?」
「なんだ?」
「ちょっと意外……」
「今はこれが一番だと思うが」
アルフレッド様が悪戯ぽく笑う。
ちょっと可愛い。
「何が良い?メグは初めてきたのだろう?」
そう言われても……。
布地や陶器は今、買っても荷物になるし、何が美味しいかよく分かんないし……。
ガラス細工大好きだけど、今見るのもねぇ。
「たくさんお店あって……レオさん、オススメってあります?」
「ブラブラ見てたら良いよ。冷めないうちに貝串食べたら?」
「そうですね」
実は貝食べるの初めてなんだよね。
「ん~!コリコリしてて、美味しい!」
この甘じょっぱいタレがなんとも言えないわね。
もう一本、食べれそう!
「魚の串焼きもあるぞ」
「魚の串焼き?」
アルフレッド様の言葉に彼を見る。
「あぁ」
アルフレッド様に付いていくと衝撃の光景が!
口から尾にかけて棒が突き刺さった魚が網の上で焼かれてる……!
しかも口から棒出てる!!
「……野営では自分で枝を刺したりするぞ」
「えっ!こんな感じに?」
「そうだな。適当に頭からザクッと」
し、信じられない……。
「旨いが、メグは食べれなさそうだな」
「メグですもんね」
二人がおかしいのよ。
私はこの後もブラブラと付いて行き、二人の食べたい物に付き合って、お腹がパンパンになった。
レオがベッドメイキングしたと言うベッドに寝転がると、すぐに眠ってしまったらしく気づけば朝になっていた。




