表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小麦令嬢は婚約を破棄したい!  作者: 間波 結衣実


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

66/102

8章 ー06

「なぜ?」


「恥ずかしいからです!」

 なんで不思議そうな顔してるんですか!


「慣れる為にもう少しくっついていた方が良いだろう」


 いえいえ、そんなお気遣いはいりません!


 アルフレッド様が軽く腕に力を入れる。


「そうでした!アルフレッド様宜しいですか?」


「くっついていても話は出来るが?」


 顔が本気だわ。


 溜め息を吐いて諦める。


「友人2人にアルフレッド様の事を伝えようと思うのです」


「前にランチしていた学園の子か?」


「はい」


「俺は構わない。むしろ、あの時、紹介してくれても良かったくらいだ」


 なんでアルフレッド様は私に触れるんだろう。


 アルフレッド様は私の頬を指でなぞる。


「その際は俺が必要か?」


「いいえ、自分で言おうと思います。もし、その、言いにくくかったら、お願いするかも知れませんが……」


 自分からちゃんとアルフレッド様が婚約者って言えるかしら? 


 恥ずかしくて沈黙する自分しか想像出来ない…。


「分かった。いつでも言ってくれ。グラダナ婦人の所に行く為に来週の土曜、迎えに来ようと思うが構わないか?」


「はい……」


 それは良いのだけど、いつまで頬をいじってるのかしら?


「リリア」


「はい」


「キスしても構わないか?」

「構います!」


 はっ!物凄く勢い良く答えちゃったけど、良かったかしら!?


「はは。なら、バグで我慢するとしよう」


 アルフレッド様はぎゅと抱きしめる。


 私は背が大きくないから、丁度、アルフレッド様の胸に顔があたる。


 ドクン、ドクンと、心臓の音が聞こえる。


 アルフレッド様の香りも、ハグも私の体温を上げるけど、この心音は何故だか安心する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ