表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小麦令嬢は婚約を破棄したい!  作者: 間波 結衣実


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/102

8章 ー04

「リリア嬢との婚約発表は私の誕生祭の時になりそうです。ドレスを作るのに、日もあまりないので明日にでも採寸等、準備に取りかかりたいのですが、宜しいでしょうか?」


 お父様が目を丸くしているのを無視してアルフレッド様が続ける。


「勿論、ドレスの費用は私の方で用意させて貰います。もし明日、都合が悪ければ、こちらに直接連絡をお願いします」


 アルフレッド様が店名や住所を書いた紙をテーブルに置いた。


 石のように固まっていたお父様がやっと動いた。


「大丈夫です!」


「それは良かった。リリア嬢も身に付けたいアクセサリーがあったら教えて下さいね」


 そう言うとアルフレッド様はソファから立ち上がった。


 あれ?もう帰っちゃうの?


「……リリア嬢と二人で話をしても?」


 目が合ったアルフレッド様がそう言う。


「勿論です!ほら、ケビン行くよ」


 お父様がケビンを促す。


 ケビンは悲しそうな顔で一礼して応接室から出ていった。


「今度、ケビンと話する時間を作るか。それと、レオ、二人きりと言った筈だが?」


「えー、やっぱり駄目ですかぁ。ちえ」 

 レオさんが渋々出ていく。


「リリア!」


「きゃあ!飛び付かないでくださいませ!」


「さっき淋しそうな顔をしてたのに?」


 アルフレッド様が私の髪を耳にかける。


 綺麗な青い瞳。


 誰もいなくなった途端、子どもぽくなった気がするわ。


「リリア」


 私の右手をとるとポケットから出した物をはめる。


「今朝、取りに行ってきたんだ」


 綺麗……。


 薬指の指輪には青空色の小さな宝石が嵌まってるいて、ダイヤモンドみたいにキラキラしてる。


 私の為にわざわざ作ってくれた指輪。


 思っていた以上に嬉しい!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ