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8章 ー02
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お父様が怯えていた土曜日の午後になった。
今日を迎えるまでの間にアルフレッド様からメグを噴水のところで飼えるのかどうかとか色々と、書かかれた手紙が来た。
噴水にはびっくりして、絶句してしまったわ。
それと、お父様念願のじゃがいも畑を隠すカイヅカイブキも植え終わった。
コンコンッ
「お嬢様」
「今行くわ」
姿見で確認する。
……大丈夫。変なところはないわ。
玄関に着くと、ケビンが既に玄関で待っていた。
「あら、早いわね」
「へへ~ん」
鼻を擦って得意な顔。
「坊っちゃんに、一番に知らせて欲しいと言われていましたから」
「それ、言っちゃ駄目だよ!」
ケビンが慌てて、ヴァイセンに言うけど、もう遅いわよ。
「成る程ね」
私が笑うとケビンは顔を赤くして、俯いた。
丁度、支度の終わったお父様も並ぶ。
「変なところないか?」
「新しいシャツも必要ですわね」
端っこがピンとしてないわ。




