3章 ー09
「それはそうやって、リリアが可愛い反応をするからじゃないか」
また可愛いって。
からかうのもいい加減に…と思って、彼を見ると、意外にも真面目な顔をしている。
「先ほども言ったが、元よりリリアは可愛い容姿をしている。それなのに、そんな風に照れた顔をするから、つい俺だって…………リリアは俺が嫌いなのか」
なんでそうなるんですの!?
「嫌いだから、構うなと……」
じっとアルフレッド様は私を見つめる。
「そうは言っていません。ただ、どなたにでもそのような態度なのかと思っただけですわ」
あら?なんだか今の妬いてるような言い方じゃなかった?
「そんな事はない。父に確認してくれても良い」
そんな事で国王に会いに行ける筈、ないじゃない!
しかもナチュラルに私の指を掴んでるし!
「はっきり言って、俺はリリアを気に入っている」
そう言って指を掴んでいる方の手の甲にキスをする。
彼の瞼がゆっくりと開き、青い瞳が私を見つめるから、私の体温は更に上がる。
こんなのアルフレッド様が相手じゃなくてもドキドキするに決まってるじゃない。
「リリアは俺が嫌いか?」
「…嫌いじゃないわ」
「それなら良かった」
アルフレッド様は微笑んで私の手を解放する。
アルフレッド様が掴んでいた箇所と、頬が熱い。
「ほら、外に出るよ」
アルフレッド様は私に手を差し出す。
折角解放されたのに、その手を取らない訳にはいかないので、私も彼に手を差し出す。
アルフレッド様は満足そうに微笑んで私の手を取った。
なんだか彼の手の内で転がされた気分。
でも、何故だかそんなに嫌な感じはしなかった。
3章もこれで終わりです。読んで下さり、有り難うございます。
作者はリリアのツッコミが好きなんですが、読者様は如何でしょうか?
感想や評価、リアクション等、貰えると分かるので大変嬉しいです^^
番外編も入れたいなと思ったりするのですが、需要ないですかね?(^-^;
本編進めろーとか、ありましたら入れないのですが…
その点についてもご希望ありましたら、言ってもらえると助かります!




