最終章 ー07
水晶は浄化作用があって、指輪と同じブルーサファイアの石言葉は『慈愛』『誠実』、ローズクォーツは『愛の象徴』とされている。
「その人にお願いを?」
「えぇ。きっと今日、来ていますよ」
そうなんだ!
「もうすぐ出番でしょうか?一足先に行きますね」
アルフレッド様は王子様スマイルで部屋を出て行った。
「リリア様のお知り合いのデザインなんですね!線の細いリリア様にピッタリのデザインなのが納得ですわ」
侍女は喋りながらも、しっかり私の顔に化粧を施す。
鏡に映る私はまるで別人みたい。
コンッコンッ
「リリア様、準備出来ましたら、僭越ながらこのレオが案内致します」
レオさんは相変わらずね。
「お願いします。皆さん、有り難うございます 」
ドレスの裾を少しつまみ、お辞儀する。
「そんな恐縮です!ですが……また結婚式の時もお任せ下さいませ」
1人がそう言って頭を下げると、皆一斉に頭を下げる。
この人達に恥ずかしくない振る舞いをしなきゃ。
「その時も宜しくお願いしますわ。レオさん、案内お願いします」
アルフレッド様の隣に立つと決めたのだもの。
会場の中央階段の最上に続いている部屋に着くと、白い手袋をはめたアルフレッド様が待っていた。
「そのオレンジのドレス似合っているな」
淡いメグに似たオレンジ色のドレス。
メグのエラの部分がピンクに見えるのと同じでドレスに付いている花はピンク色になっている。
きっと誰も気づかないよね?
「まるでリリアのメグだな」
気づいてる!
前回は記念すべき100ページ目でしたね!
今、気づきました(笑)
ここまで読んで下さり、有り難うございます^^




