第一話【僕の名は枝豆王子ピスオ】その2
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野菜の街の中をパカパカと走るにんじん君。砂ほこりが舞いみんながごほんごほんと咳をします。
「俺のスピードについて来れる奴はいないぜ」
と言いながら街を走り去って行きました。
ピスオが街についた頃にはもうにんじん君の姿はありません。
「速すぎて追いつけないまめ」
ピスオはちょっと休憩して、にんじん君を追うことにしました。
にんじん君が森を颯爽と走っていく姿を忍者のニンニク君が木の陰から見いました。
ニンニク君はその後すぐにナスの王女、ナスリン・モンローが住む山の上にあるエッグプラント城に向かいました。
城の中にいるナスリンは大きな鏡の前でポージングの練習をしています。
「あ〜なんてダイナミックで張りのあるバディーなんでしょう」
ナスリンは自分の容姿に惚れ惚れしております。
その隣で筋肉ムキムキのバナナの妖精バナオもポージングの練習をしています。
「王女には負けますが、私の筋肉も素晴らしいものですよ」
「ふふふ。もっと精進しなさい」
「もちろんです」
ナスリンとバナオは鏡に向き合い、再度ポージングをしているとニンニク君がサッと現れました。
「ナスリン王女、お話が」
「あら? どうしたの?」
「こちらを」
ニンニク君が懐から写真を出すとにんじん君が馬に乗っている姿が写っていました。
「あら素敵なお馬じゃない」
「お馬に乗るとバディーが引き締まると聞いたことがあります」
「あら! そうなの? それならこのお馬さん欲しいわね。ニンニク、バナオ。このお馬さんを拝借してきなさい」
「ハハ」
とバナオとニンニク君はにんじん君のお馬を手に入れるためにお城を出て行きました。
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