第三話ピスオとピーマン君のぱくぱくピーマン計画 その3
ルビは後日入れます。
「美味しくて新鮮なピーマンはいかがですか? お肉と一緒に食べたら美味しいですよ〜」
ピーマン君が頑張って声掛けをしていますがピーマンは山積みのまま。
その姿を少遠くから見ているピスオたち。
「ピーマン君、頑張っているまめね」
「そうなんです。心が綺麗なまま大人になって欲しくて」
にんじん君はピスオの後ろにいてソワソワしています。
「ピスオ、何すんだぞ? 何して遊ぶんだぞ!」」
「にんじん君、一緒に来るまめ」
とにんじん君を連れてピーマン君のお店の前に行きます。
「あっピスオだ! わーい」
ピーマン君は嬉そうにピスオを見ています。
「お店番、偉いまめ」
「そんなことないよ。ピーマンの良さをもっと知ってもらいたいだけだから」
ピーマンパパ、ピーマンママは隠れた所でウルウルとしています。
にんじん君は遊びたいのか、ソワソワしています。
「ピスオ、何して遊ぶまめか」
「そうまめね。魔法を見せてあげるまめ」
「魔法!」
ピーマンを手に持つピスオ。
「このピーマンが苦さを抑えて食べやすくするまめ」
「ええ〜そんなの無理だぞ! ピーマンは苦いんだぞ!」
にんじん君の大きな声は街中に広がり、野菜たちがお店に寄ってくる。
読んでいただきありがとうございます。物語が小説化出来るように。
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