第三話ピスオとピーマン君のぱくぱくピーマン計画 その2
ルビは後日入れます。
「はい。ご存知の通り、私たちピーマンは子どもたちからあまり食べてもらえなくて、それウチの息子が嫌われるんじゃないかと心配してるんです」
「それが原因で夜も眠れなくてピスオちゃんに相談に来たの」
「パパとママ、優しい野菜まめ」
にんじん君はお菓子を頬張りながらこう言います。
「確かにピーマンって苦くて俺はあまり食べないんだぞ」
「にんじん君、お菓子もうあげないまめ」
「え〜どうして! ピスオ、どうしてなんだぞ〜」
「にんじん君の言っていることは正しいのですが、それでも仲良くして欲しいと思うのが親の心情でして」
「ピスオちゃん、何か良い案ないかしら?」
「今、ピーマン君は何をしているまめか?」
「お店の店番をしております。今日はピーマンを完売させるんだって頑張ってます」
「それは無理だぞ」
にんじん君の一言に空気が止まります。
その時、ピスオは良いことを思いついたようです。
「にんじん君、楽しい遊び思いついたまめ。するまめか?」
「する! するんだぞ!」
「なら準備をして向かうまめ。パパ、ママも付いてくるまめ」
「わかりました」
「やったーだぞ!」
ピスオたちが向かってのはピーマン君のいるお店です。
ピーマン君が笑顔でお店に立っています。
読んでいただきありがとうございます。物語が小説化出来るように。
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