第二話【私は絶対的、世界最強アイドル♡とま田あつこ】その6
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「みんな! もっと盛り上がる準備は出来てる〜?」
「出来てる〜」
「出来てるんだぞ! 出来てるんだぞ!」
にんじん君はぴょんぴょんと飛びます。
「こういう世界もあるまめね」
「ならなら〜次の曲歌っちゃおうかな〜」
会場に歓声が上上がります。
「ちょっと待ちなさい!」
ステージの端から係員が止めようとしているがニンニク君とバナオが押し返します。
「筋肉パワー」
「ステージを譲るござる」
とまこちゃんは戸惑いを隠せません。
「え〜なになに?」
ゆっくりと歩きステージの中心に向かうセクシーなドレスを着ているナスリン。
「今日からアイドルデビューをする。ナスリン・モンローよ」
ナスリンは決めポーズをするが会場からはブーイングの嵐。
にんじん君も怒っています。
「何してるんだぞ! 帰るんだぞ」
「これがファンの声援なのね」
ナスリンはとても嬉しそうです。
「ナスリン、困った野菜まめ」
係員、とまこをステージの端まで追いやるニンニク君とバナオ。
「王女!筋肉でステージを作りました」
「歌うでござる!」
「二人ともありがとう。それでは聞いてください。ナスリンでなすのうた」
会場内に音楽が流れる。
「なんなんだぞ! これはなんなんだぞ!」
「私のバーディー、紫ボーディー、卵のように張りがある。冷たくしないで。優しくベイビー、セクシーな声でなっすぅ〜」
ナスリンの色気に会場の野菜たちはメロメロになる。
ピスオがにんじん君を見ると目がハートになっている。
「ナスリン、素敵なんだぞ〜」
「にんじん君、ファンの自覚を持って欲しいまめ」
「いいでござる」
「筋トレ後の汗のように輝いてます」
「ふふふ。やはり私はアイドルに向いているようね」
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