表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/27

Voyager

まえがきは割愛させていただきます。

本編が短いので、本編のみでお楽しみください。


 

 1977年 打ち上げられた 2機のロケット


 我々に 見せてくれた 木星 土星 イオの火山活動


 そして 今 2025年


 地球から 245億kmの彼方


 そこから 送られてきた 1枚の写真



 漆黒の闇の中に 淡く光る 数本の帯


 その帯の中に 極々小さい 青白い 1つの光


 1ピクセルにも満たない その 小さな光



 それは


 ぼくたちの 命


 ぼくたちの 喜び


 ぼくたちの 悲しみ


 ぼくたちの 怒り


 ぼくたちの 希望



 ぼくたちは


 もっと優しく


 もっと真摯に


 もっと深く


 何かに 向き合うべきなのかもしれない


 もっと


 もっと



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 Voyagerという宇宙探索船が少し前に地球に送ってきた画像を

 ご存じでしょうか。

 上に書いているように、真っ黒な画像に数本の帯と

 小さい1点の光が写っている写真です。

 私の大好きな映画「Contact」の原作者カール・セーガン氏が

 その写真を見て言った言葉があります。それも感動的です。

 ですが、私はその写真の中に、以前書いた”無慈悲”とも感じるほど、

 真っ直ぐに物理法則に則った世界を感じました。

 どこかの隣人は助けてはくれない。

 我々は自分の力でいろんなものを乗り越えていかなくては

 いけないのだと。

 もし皆さんの中であの写真を見た方がいらっしゃれば、

 どう感じたのか教えてください。


あとがきは本編に書いております。

読んでいただき、誠にありがとうございました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
奇跡のような小さな小さな光。 それは不意に訪れた、僥倖のような命の営みなのでしょうね。 その命は自由なのですよね。 いきてゆくことも、 そしてそれをうしなうことも。 たいせつにしてゆきたいものです…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ