Voyager
まえがきは割愛させていただきます。
本編が短いので、本編のみでお楽しみください。
1977年 打ち上げられた 2機のロケット
我々に 見せてくれた 木星 土星 イオの火山活動
そして 今 2025年
地球から 245億kmの彼方
そこから 送られてきた 1枚の写真
漆黒の闇の中に 淡く光る 数本の帯
その帯の中に 極々小さい 青白い 1つの光
1ピクセルにも満たない その 小さな光
それは
ぼくたちの 命
ぼくたちの 喜び
ぼくたちの 悲しみ
ぼくたちの 怒り
ぼくたちの 希望
ぼくたちは
もっと優しく
もっと真摯に
もっと深く
何かに 向き合うべきなのかもしれない
もっと
もっと
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Voyagerという宇宙探索船が少し前に地球に送ってきた画像を
ご存じでしょうか。
上に書いているように、真っ黒な画像に数本の帯と
小さい1点の光が写っている写真です。
私の大好きな映画「Contact」の原作者カール・セーガン氏が
その写真を見て言った言葉があります。それも感動的です。
ですが、私はその写真の中に、以前書いた”無慈悲”とも感じるほど、
真っ直ぐに物理法則に則った世界を感じました。
どこかの隣人は助けてはくれない。
我々は自分の力でいろんなものを乗り越えていかなくては
いけないのだと。
もし皆さんの中であの写真を見た方がいらっしゃれば、
どう感じたのか教えてください。
あとがきは本編に書いております。
読んでいただき、誠にありがとうございました。




