秋のソラ
まえがきは割愛させていただきます。
本編が短いので、本編のみでお楽しみください。
秋の夕映え
地平線の その先には 燃えるような紅い空
そして 真上には 暗闇前の 深く澄んだ蒼い空
夏のこんな時よりも もっと 世界が広いと感じる
冷たく 透き通った 空気のせいか
紅と蒼のグラデーション
この世界はシンプルだ
きっと本当に一条の美しい式がこれを織り成している
そう ソラが教えてくれているようだ
それなのに 遠いどこかのソラの下では
何かが爆ぜる音が
それなのに 雨も降らぬソラの下では
何かを濡らす雫が
この世界のシンプルさゆえの残酷さか
それとも 複雑さゆえの罪か
もう一度 ソラを じっと 見る
ソラを じっと 見る
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今日、久しぶりに早く会社を出たのですが、
まだギリギリ太陽の光が地平線の向こうに残っていて
真上は深い蒼色になっていました。
研究所なので、少し田舎で、研究所の回りは緑が多くて
空気も澄んでて、すごくキレイな風景でした。
ドキッとするような風景。
本当にずっと見てられるくらいのキレイな風景でした。
でもその風景を見ていて
なにが世界をこんなにも生きづらくしているのかなと
ふと思ってしまいました。(病んでるのか?(笑))
答えはきっとこのソラは教えてはくれなくて
自分で見つけ出すしかないんだろうなと。
秋ってたまにこういうことを思ったりしませんか?
あとがきは本編に書いております。
読んでいただき、ありがとうございました。




