上を向いて歩こう
まえがきは割愛させていただきます。
本編が短いので、本編のみでお楽しみください。
上を向いて歩こう
涙がこぼれないようにするためじゃない
昼の空にも 本当は 光ってる
星も 銀河も
想像もできないほどの数が そこにある
夜の暗闇の中でも 本当に 見えない
ブラックホールも ダークマターも
想像もできないほどのエネルギーが そこにある
我々の想像を はるかに越えた 何かを
きっと感じられる
本当の世界の大きさも
この星の尊さも
我々の存在の儚さも
社会の中にある 神の薄っぺらさも
上を向いて歩こう
世界中の争いが まるで 無意味に思えてくる
そう言うぼくは 世間を知らない 理想主義者なのか
だけど 星でお腹が満たせられないことくらい 知っている
それでも ぼくは言い続けたい
上を向いて歩こう
上を向いて歩こう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
機会があって、再び手塚治虫先生の「火の鳥」を手に取った。
なんと未来編の素晴らしいことか。人のなんと愚かなことか。
そして、今まさに我々は未来編の途中の段階にいるのだと感じた。
その先には絶滅が待っている。
だが、火の鳥は「それでもいつか人は」と再び希望を抱くのだ。
手塚治虫先生からのバトンを我々は受け取っている。
そんな思いを胸に書いてみました。
でも、なんか同じような詩があったような気もします。
そこはご愛敬で。(笑)
あとがきは本編に書いております。
読んでいただき、誠にありがとうございました。




